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鬱やパニック障害へのアドバイスの危険性

患者さんに医療関係者が多い理由

※この記事を読むには4分30秒ほどかかります。
無理せず、ゆっくりお読みくださいね。

僕のところへは様々な職種の患者さんが
来院されます。
その中で特に多いのが医療のプロの方々です。

・内科医さん
・麻酔科の先生
・看護師さん
・セラピストさん
・心理学を学んだ方

など、どちらかと言うと
エビデンス重視と言いますか
西洋医学系の方々です。

なぜ?精神科に行かないのか?
皆さん口を揃えて同じ事を
お話しされます。

薬で治るとは全く思えない

中には自身の勤め先の精神科で
治った患者さんを見た事が無いと。
ゆえに薬物以外での解決策を探し
僕に辿り着いたと言うわけです。

西洋医学のプロの方々と一般の方の
患者さんの大きな違いは、こと精神において
初めから西洋医療を対処療法と
気付いている点です。

どう言うことか?

ある日、自分の様子が明らかに
おかしい事に気付いたら、多くの方は
まずは病院、精神科、メンタルクリニックなどに
行きますね?
そして、病名を告げられ言われるまま
薬を飲み、とりあえず経過観察すると思います。

これって症状を薬で誤魔化しつつ
様々な生活改善や休息をしていたら
治るんじゃない?って事が前提となっています。
当然の事ながら患者さんも、それに従い
服薬し治るものだと勘違いしてしまいます。

ですが、薬を飲む事と改善行動は違います。
ここ非常に重要で、かつ医療関係者の方々と
一般の方の大きな違いです。

薬はその場しのぎに過ぎず
必ず別の一手が必要と理解されています。
これが僕の治療院に医療関係者が多い理由です。
そして、西洋医療、現代医学に
答えが無い事も知っているのです。


全ての鍵を握るのは『心の毒素量』

前記事、幸せの定義とは?でお伝えした

幸せ=気分が良い=心の毒素量

と、お伝えし、更に

心の毒素=不合理な恐怖心と言うことも
過去の記事内でお伝えしました。
つまり、人生の幸福度、鬱やパニックの
大元は不合理な恐怖心の物質的な量で
決まります。

異常反応をなぜ?解体しないといけないのか?
それは心の毒素製造機だから。
異常反応を気力で抑え込めなくなると
莫大な心の毒素が潜在領域に拡がります。

ドライアイスの煙のように異常反応から
潜在領域内に心の毒素が次から次に
莫大に発生して行きます。
まさに!あなたの心の中はこの状態です。

・うつ症状
・パニック発作
・躁鬱
・意味不明な不安感、恐怖心

様々な症状となって、あなたを襲います。
そして薬には、この毒素を消す効果はありません。唯一、薬のできる事とは脳の分泌をいじりイラストのような状態を感じないように誤魔化してはくれます。


僕がアドバイスをしない理由

SNSや様々な場所で僕はアドバイスはしません。
なぜなら、上記イラストの状態で
何をアドバイスしても無意味だからです。
無意味ならまだしも、その方の未来の
貴重な時間すら奪う可能性があります。

現在、様々な媒体で精神科医さん、
セラピストさん、元うつさんなど数多くの方が
アバイスを発信されています。

ですが、それらアドバイスは薬と同じで
その場のしのぎ方を学ぶに過ぎません。
発信者の方々は鬱やパニックの本当の原因を
知りません。ですから根本的なアドバイスではなく、対処療法的なこうしたら楽になる、こうしたら症状が消えたなどの類です。

ここで覚えておいて欲しい事があります。

対処療法やアドバイスの利点は
症状を軽くしてくれる。この1点のみです。
そして最大限うまく行った場合でも、異常反応を再度いびつな形で抑え込み、元鬱さんになる程度です。
つまり、健常者でも鬱病患者でもない
得体の知れない『ナニカ』になります。

例えば、あなたの自転車や車のタイヤが
パンクしたとします。その時にあなたはSNSで
『空気を入れる』という対処法のアドバイスを見つけたとします。
そして言われるまま、あなたは空気を入れました。

さて、これで問題が解決したと言えますか?
あなたのタイヤには穴が開いているから
空気が抜けると言う原因があります。
それを放置して何回も空気を足したところで
何度も抜けてしまいますね。

アドバイスも同じです。
原因を放置して何をしても無意味なのです。
せいぜい短時間は症状を軽くしてはくれますが
タイヤの空気が何度も抜けて行くのと同じで
根本的な解決にはなりません。

ここに最大のリスクがあります。それは

時間の無駄使い

症状を軽くする→アドバイス→軽くなった
再度、症状が出る→アドバイス→軽くなった

この繰り返しが永遠と続いて行き
命の次に大切な貴重な時間を消費し続けます。
つまり、イタチごっこです。

僕がアドバイスをしない理由がまさにこれです。
異常反応を放置している状態でアドバイスは
逆に回復、改善を遅らせます。

タイヤがパンクしているのなら
穴を塞ぎかつ、その上でアドバイスするのが
1番の得策だと思うからです。

あなたは今、穴を塞ぐために何をしていますか?

一生懸命に空気を入れて
(薬を飲む、アドバイス探し)で誤魔化していませんか?
パンクは穴を塞いでから空気を入れる。
アドバイスで症状を軽くするのは穴を塞いだ後です。


アドバイスするのはここ!

あなたが本当にやるべき事の流れを
お伝えします。

異常反応=心の毒素製造機を解体

心の毒素を減らす

心の毒素量の正常化

様々な症状(鬱、パニック、躁鬱)消滅

この流れです。
そして僕がアドバイスするのは
異常反応の解体後の

『心の毒素量の減らし方』

ここです。なぜなら正常化へ向けての
時短になるからです。
イタチごっこと時間短縮の違いです。

あなたが今、探している、実践している
アドバイスは時間の無駄使いですか?
それとも回復へ向けての時短ですか?


まとめ

イタチごっこに陥ってしまい
何年も何十年も時間を無駄にする
アドバイスは危険だとお伝えして来ました。

そして、あなたがやるべき事は
タイヤの穴と言う『原因』を塞いだ後に
アドバイスを実践すること。
そうしないと貴重な時間の無駄使いになる。

異常反応の解体をする。これが完璧な形での
回復であり1番の近道でもあります。


次回は心の毒素量の減らし方について
記事にしようと思います。


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