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自分が、自分の一番のファンでありなさい。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

自分のことは好きですか?

長女が小さいときに
「私が好きな人は…」と
好きな家族を発表
し始めた時があります。

その時に、
長女が、
「お父さん・お母さん、妹…」と言いながら
最後に
「自分。」と
自分の名前を呼んだことがあります。

好きな家族の中に
父親である私が入っていたことよりも、

長女が、「自分のことが好き!」と言ったことが
とても嬉しかったのを覚えています。

自分が自分を好き

って、素敵だと思います。

私は…というと
自分の好きな面もありますし、
好きまではいかない…自信がない面もあります。

ただ、大切なのは、
ダメなところも含めて

こういう自分も、自分だよな。

と自分を認めるようにしています。

自分が、自分の一番のファンでありなさい


下の本を読みました。

アフリカにある、しあわせがずっと続く村、ブンジュ村。

約200人が住む小さな村です。

アフリカのペンキアート「ティンガティンガ」を学びに行ったSHOGEN(ショーゲン)さんが、

この村と出会い、村人と共に生活し、生きる喜びを知っていく物語。

あらすじより

面白そうな話だと思いませんか?

この話の中に、

「自分が、自分の一番のファンでありなさい。」

という言葉がありました。

自分が、自分の一番のファンでありなさい。

それは、自分に愛を吹き込む行為です。

(中略)

ある時、村長が言いました。

「愛が注がれたものからしか、愛は与えられないんだよ」

自分自身を愛で満たしていれば、自分の行為のすべてに愛が宿る、
というのです。

一部抜粋

自分を愛で満たすから、与えられる存在になる。余談ですが…

この話を読んだときに、

①「愛飢え男(あいうえお)」の話
「与えるから、いただける」という話を思い出しました。

①愛飢え男

これはただの言葉遊びです。
ただ、私は好きな言葉です。

昔、何かのテレビで見ましたました(笑)

言葉っていうのは
愛から始まるんだ。
あいうえお表を見ても、
必ず最初の言葉は
「あ」と「い」で始まっているんだ。


これは、
愛って言葉が先に生まれたんではなくて、
人々が自然と発する言葉、
「あ」と「い」のように
人を愛することも
自然なことであり、重要なことであると表しているのである。



もし、人に愛を与えなければ
愛に飢えた人たちをたくさん世の中に生み出してしまう。

そういう愛に、飢えた人たちのことを
『愛飢え男(あいうえお)』と言うんだぞ。

と言うような話です。

完全なる言葉遊びですが、
人々が自然と出す言葉
「あ」と「い 」が先にあって、
後から愛という言葉が生まれたと言う部分はとても好きです。

それだけ愛って身近にあるし、
それだけ愛って大切だし、
愛って言葉を
しっかり伝え合うって大切なことなんですよね。

②与えるから、いただける。


これは、先輩から教えていただいた話です。

愛って言葉は
「あ」と「い」
でできています。

これは、
「あ」が先で、
「い」が後なんです。

「あ」与えるから
「い」いただけるもんなんです。

人から愛を先にいただいて、
後から与えると言うのは違うんです。

愛は
「あ」が先にある。
まず人には愛を与えるのが先なんです。

という話です。

どちらの話も愛の大切さについて話をしているエピソードです。

自分が自分のことを一番好きになりなさい。

話を戻しますが、
自分が自分のことを一番好きになるって大切なことだよなと思います。

自分を愛することで
自分のことをが好きになり、
他の人も愛することができるようになる。

とっても大切なことだと思います。

以前から、
「自分のプラス面もマイナス(直したところがいい)面も含めて自分だよ。
だから、どっちも受け入れて、プラス面は伸ばせばいいし、マイナス面は気を付けていけばいいんだよ。」

という話をしています。

その上で
我が子にも、子どもたちにも

「自分の好きなところに目を向けよう。」

というメッセージを今まで以上に送りたいと思います。

最後に…

大きくなった我が子に、
「自分のどんなところが好き?」と
聞いてみました。

すると
長女「本をたくさん読んでいるところ、自分のことを自分でするところ」
次女「習い事を頑張っているところ」
三女「お手伝いしているところ。」

と教えてくれました。

意外と答えてくれるものですね(笑)

次女は、それに続けて
「でも、算数が分からないところが嫌い。」と
マイナス面も言い始めましたが(笑)

自分の好きなところが1つでもある我が子が素敵だと思いました。

私も
親としての自分のプラス面に目を向けられるように
したいと思います。

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