子どもたちだけで遊ぶ。失敗を乗り越えて、楽しく遊ぶことを学んでいく。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
子どもたちで、ジャッジをする。
学校の休み時間に、
子どもたちは外で元気に遊んでいます。
私の勤務する学校では、
・ドッジボール
・バスケ
・鬼ごっこ
が人気です。
そんな時、
子ども達同士で
審判をして、楽しく遊んできます。
ただ、揉める時も多いです。
それは、うまく審判ができず、
不公平感を感じる遊びになったときです。
下の本を読みました。
タイトルに惹かれて読みました。
そうですよね。
大好きな遊びを
心の赴くままにできるって幸せですよね。
ただし、失敗はつきものですよね。
本書でも、ミスジャッジはあると書かれています。
楽しい時間と
失敗の時間
両方を経験するからこそ、
楽しい時間を増やせるように
子どもたちは工夫をしていくのだと思います。
ドイツサッカーという
本格的に取り組んでいる子たちでさえ、
公平さを意識して
取り組むことができているってのが
すてきだなと思いました。
公園で、子どもたちの遊びを眺めている…。
先日、子どもの友達を引き連れて、
近所の公園に行きました。
そこで、子どもたちは
ドッジボールを始めました。
異学年の集まりだったため
力の差は、多くありましたが
上の学年の子が
ルールを工夫して
上手に遊んでいました。
大人が口を挟まなくても
子どもたちは楽しく遊ぶための術を知っているのです。
ただ、子どもが
「ここに、〇〇君がいたら、絶対に揉めるよな。」と
言っていました。
聞いてみると、
自分勝手な子がいるそうです。
その子が入ると、遊びが楽しくなくなるのだと。
まぁそういう子もいるか。と思いましたが、
そういう子がいる場合も、
失敗を乗り越えて、
楽しく遊ぶ方法を身に付けるしかありません。
ルールは最初に確認する
揉めたら、その遊びはやめる。
とか。
心配な場合は、少し離れたところから見守るというのも
いいですね。
最後に…
遊びの時間は、子どもの時間です。
この時間を
子どもに委ね、
心の赴くままに遊ぶ時間を
確保するって、とても大切なことですね。
時には、
審判が必要な遊びの機会も取りながら、
自分たちで折り合いをつける経験をさせてみてはどうでしょうか。