![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156291958/rectangle_large_type_2_b13ddc4a12ea8dd862bdf863ea71e4a5.jpeg?width=1200)
子どもだって、頑張っているだもん。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
秋の運動会(お楽しみ会)で大盛り上がり。
先日、クラスの係の子が主催した
お楽しみ会がありました。
そこでは、
秋の運動会を開催。
クラスを4チームに分け、
リレーや
玉入れ、
綱引きをして
楽しみました。
チーム決め、プログラムまで
全て係の子たちが運営をして
無事に開催することができました。
とっても楽しい時間でした。
6年生ともなると
玉入れとか
綱引きをする機会がなくなりますが、
こうやって
みんなでしてみるのはいい機会でした。
何かを頑張った後には、〇〇を忘れない。
ここからが今日の記事のメインです。
こうやって、係の子が何かを頑張って
クラスを盛り上げてくれることって
たくさんあります。
そんな時に
担任として大切にしているのは、
この日に向けて
頑張った人や協力した人に対して
労う気持ちを忘れない。
ということです。
子どもたちは、休み時間や放課後の時間を使って
頑張って準備をしてくれています。
そんな姿がたとえ見えていなくても
その姿を想像して
労う言葉をかけたいものです。
そして
頑張ったことが報われた!という喜びが
次の活動への原動力になる姿を
私は何度も見てきました。
子どもがすることなので、上手くいかないこともあるでしょうが、
そこには、目をつぶり、
できたことを大々的に
労うというのは
とても大切なことだと思います。
家でも、子どもの頑張りが労えているだろうか。
家でも、子どもが自主的に家族のために
いろいろなことをしてくれることがあります。
誕生日会の準備、〇〇パーティなどのイベントだけでなく、
料理のお手伝い(お菓子作り)、自主的な掃除、草むしりなどなど、
子どもが家族のために
何かをしてくれるってことがあります。
そんな時には、
労いの言葉をかけたいものです。
「助かった。」
「本当にありがとう。」
「おかげで、〇〇になったよ。」
「したいこともあったと思うけど、気が付いてくれてありがとう。」
「本当にうれしかった。(楽しかった。)」
など、こちらの気持ちを伝えるだけでも
子どもは報われるのではないでしょうか。
最後に…
家の場合、どうしても
家族であるせいか、
子どもにかける言葉が
淡白なものになりがちです。
私の場合、そうならないように
嬉しかったことには拍手をしたり、
ハイタッチをしたりして
言葉だけでなく
態度でも
表現するようにしています。
子どもだって
子どもなりにできることを一生懸命しているはずです。
労いの気持ちを忘れずに伝えたいものです。