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まずは、やることやってから、好きなことを! あべこべ教育してませんか?

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

読みながら、自分を振り返る。

昨日、下の本を読んでいました。

私も不登校のお子さんを何人か担任してきました。

私にできることはしたいと思い、
保護者の方と連絡を取り合いながら、ベターを探して
情報共有することが多くあります。

時には、上のような本を読み、解決策を模索することも
少なくありません。

この本を読みながら、
自分の子育てについて、振り返りました。

それは、

やるべきことをやらずに、好きなことだけやっていれば良いと
子どもに教えてしまっていないか。

ということです。


「不登校」とか「学校への行き渋り」とかではなく、
どんな子に対しても当てはまることではないでしょうか。

自分は、我が子やクラスの子に対して、
そういう関わりをしていないだろうかと考えさせられました。

繰り返しになりますが、
この本は、不登校について書かれていますが、
それに限らず、振り返りたい視点でした。

例えば、こんなことはありませんか。

やるべきことをやらずに、好きなことだけやっていれば良い。
例えば、

①宿題をやらずに、ダラダラする。結局、宿題をしない。
②次の日の準備をせずに、夜を迎える。結局、忘れ物をする。
③役割分担(お手伝い)をせずに、好きなことをする。
④家のことを手伝わずに、自分の主張を多くする。
⑤自分の荷物を人に運んでもらう。
⑥自分のものなのに、自分で片付けず、周りの人に任せることが多々ある。

など、いろいろな場面が想像できます。

最低限、これはしないとダメ。

やっぱり、最低でもこれはしなさい。とか
これは、自分のことだからしないといけない。

という基準を設けて、子どもと接するのは、とても大切だと思います。

もちろん、子どもに好きなことを好きなだけしてほしいと思っています。

放課後や休日は、
時間いっぱい友達と遊んで、くたくたになって帰ってきて、
ご飯をいっぱい食べ、ぐっすり寝る。

そんな時間の使い方は、子ども時代しかできないことだと思います。

そんな時間は過ごしてほしい。

ただ、
その子がやるべきことをやっていないのは、ダメだと思っています。

時に、ご褒美のようにそういう日があってもいいのかもしれませんが、
それが当たり前のような状態になってほしくはないと思っています。

最後に…

まず、
やるべきことをやる。
(やる予定を組む)
(やる約束をして守る。)

その上で、
好きなことをするってのが大切だと思います。

自分の子どもへの関わりを見直して、
生活していきたいと思います!

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