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お前の心のゆとりはどこにあるんじゃ?お前の幸せはいったいどこに行ったんじゃ?
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ。
いきなりですが、
下の本を読みました。
アフリカにある、しあわせがずっと続く村、ブンジュ村。
約200人が住む小さな村です。
アフリカのペンキアート「ティンガティンガ」を学びに行ったSHOGEN(ショーゲン)さんが、
この村と出会い、村人と共に生活し、生きる喜びを知っていく物語。
面白そうな話だと思いませんか?
この話の中に、下のような話がありました。
「いつも無駄を省いて、効率よく生きようとしているけれど、無駄とか、しょうもないことの中に、幸せっていうものがあるのに、もったいないなあ」
「効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ。
お前の心のゆとりはどこにあるんだ?
お前の幸せはいったいどこに行ったんだ?」
そうだよな~と思うことが多くあります。
学校現場にいると特に「ゆとり」がないと感じます。
ゆとりがあるときは、子どもとのんびり接することができ、
ないときには、子どもと上手に関わることができていません。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ。
って言葉が妙に刺さりました。
確かに、今を楽しもうとしている時間ってのが
本当に充実していますよね。
学校現場に必要なものは、「〇〇〇」と「〇〇」
学校に必要なものの1つ目。
それは、
「ゆとり」。
心のゆとりをもつために、私がしていることは、
①時間の余裕をもって取り掛かることです。
早めにいろいろなことに取り掛かっていれば、
困ることはありません。
そのため、週末には
・仕事の段取り
・仕事の洗い出し
を行っています。
また、
②仕事の精選も忘れません。
なるべく仕事を削るようにしています。
そして
③子どもとの役割分担も意識しています。
子どもができることは、子どもにさせるようにしています。
さらに、
④人に任せる。
例えば、印刷。
最近、私の場合、アシスタントの方に任せて、
印刷を自分ですることはほぼありません。
また、学年会資料を作成し、
誰が何の仕事をするのか明確にしています。
仕事の内容を明確にすることで、
私だけがしている!!とならないようにしています。
もちろん、仕事を任せる私の仕事量が一番多くなるように工夫しています。
学校に必要なものの2つ目。
それは、
「挑戦」
学校は、前年度を踏襲した取り組みをすることが多くあります。
・昨年度通りでいいだろう。
・あの人のまねをしたらいいだろう。
また、子どもにとっていいと思ったものは時間がかかってもする風潮があります。
そんな時に、思い切って、
違う方法を模索するという挑戦が必要だと思っています。
私は、
1人1台端末を使って、
よいと思うものは、積極的に取り入れようと頑張ってきました。
最近では、
キャンバを活用して
授業づくりに取り掛かっています。
もちろん、失敗もありませすが、
ICTをうまく活用することで
新たな学びの場を作ることができています。
職員会議や研修等でも
今までとは違う方法を模索し
取り掛かっていることもあります。
最後に…。
まずは何よりも、
心にゆとりをもちたいと思っています。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ。
お前の心のゆとりはどこにあるんだ?
お前の幸せはいったいどこに行ったんだ?
そして、目の前の子どもたちと向き合いたいと思っています。