いやなことをを、先に終わらせる子への道!
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
あなたはどっち?
A いやなことを先に終わらせる。
B いやなことは後回しにする。
私は、Aが多いです。
仕事の面でも
誰かからの頼まれ事でも
食事の面でも
家事の面でも…
もちろん、全てAにはできていない気もしますが…
Aのほうが気持ちいいですよね。
あなたのお子さんはどっち?
さて、お子さんはどちらでしょうか。
クラスの子を見ていると、
Aができる子は、チャレンジ精神やストレス耐性がある子どものような気がします。
一方、Bばかりのお子さんは、ダラダラ・ずるずるとなっている様子が見られます。
このチャレンジ精神やストレス耐性は、
社会に出た時に求められる力でもあります。
詳しくは、以下の記事に。
嫌なことを先にするのは、一生の力⁉
働いていると、仕事がどんどん舞い込んできます。
また、数か月先の仕事が埋まっている場合があります。
と言われるように、
今できることに取り組む力は、一生使える力なのだと思います。
先に挙げたチャレンジ精神やストレス耐性があるというだけでなく
嫌なことをいつするのか考える問題解決能力や時間管理能力、自己管理能力にも関わるのだと思います。
少しオーバーかもしれませんが…
A いやなことを先に終わらせる。
B いやなことは後回しにする。
の2択なら、
Aが少しずつできるようになってほしいと
親としては願っています。
A いやなことを先に終わらせる子への道
①やることを小さく分割する。
例えば、宿題の場合
準備→宿題→片付けと
やることが多くありますが、
まずは、まずは準備だけをして遊ぶ。というように
準備を先に終わらせる。というのも大切な方法です。
また、キライな食べ物も
小さくすると、少しずつ食べられますよね。
②親が手本を見せる。
親がわざとらしく
「あ~、〇〇がやらんといけん~。先にしとこ。」と
アピールしながらやることを終わらせ、
あとでのびのびしているところを見せるのです(笑)
こういう親の背中は、じわじわ伝わるものです。
③メリット・デメリットを考えさせる。
これを先にするメリットとデメリット。
あとにすることのメリットとデメリット。
その後、先にするか、あとにするか、どっちを選ぶかは自由ですが、
先に考えたうえで行動することで、
あとで振り返ることができます。
④経験させる。(比較させる。)
実際に行動させて後に、
やってみてどうだったかを確認することが大切です。
経験から
何を学ぶか。
それが大事だと思います。
⑤計画を立てさせる。
いやなことを先に終わらせる良さに気付いてきたならば、
それをいつするか、
自分で計画を立てさせるといいでしょう。
特に週末の宿題をどうするか。
週1ある塾の課題をいつするかなど
期限は、少し先のもので
定期的にあるものから練習するのがおすすめです。
最後に…
子どものうちから、この考えを身に付け
実際に行動に移すことができると、
子どもは
自分の生活をコントロールすることができるようになります。
毎回は、厳しいかもしれませんが、
少し頭に入れて、行動を見直してみてはどうでしょうか。
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