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人への頼り方は、親から学ぶ

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

それぐらい自分でやりなさいよ。

以前、こんな記事を書きました。

子育てにおいて、
自分のことを自分でするってことが大切だと思っています。

それぐらい自分でやれるでしょ。
そんな場面にでくわすことも多くあります。

それと同時に、
周りの助けを借りることも大切です。

真の自立とは、周囲に頼れること


最近、読んだ本の中に、この言葉を見付けました。

本当にそうだと思います。

自分から人に頼る(頼む)ことも
大切な力です。

親から「自立とは、自分一人の力で生きていけることである」と教えられた子どもは、「人に頼るのはよくないこと」「助けてもらうのは恥だ」と考えるようになり、レジリエンスは低下し、結果として、例えば学校生活が行き詰まるかもしれないわけです。
子どもにはできないことがたくさんあります。それを「早く一人でできるようにしなさい!」と叱るのではなく、子ども自身が自分のダメなところを自覚した上で、「助けて」と言える家庭環境をつくることが大事です。周りの大人にサポートされることで「自分は支えられている」と自覚する。これこそが高いパフォーマンスを生むのです。
レジリエンスは子どもに限らず、現代を生きる多くの日本人に足りないと言われています。まずは大人の私たちが「ええかっこしい」をやめて、自立とは「周りに『助けて』と言って助けてもらったら「おかげさまで」と感謝できることである」と考え改めることが、第一歩ではないでしょうか。

ここでも、親が背中を見せる大切さを述べらえています。

以前から、親が背中で示すことについて書いてきました。

人に頼っている姿を見せること。

これを見せることも大切なことだと思います。

仕事の話をしよう!

私は、家族に仕事の話をすることが多くあります。

・働くのって楽しいよ。
・働くのってわくわくするよ。
・自分で創意工夫できるって楽しいよ。
・社会ではこんなことが起きているよ。
・世の中にはいろいろな人がいるよ。
などとメッセージを伝えるためです。

愚痴を聞いてもらうためではありません。

意図的に楽しかった話をするようにしています。

※毎日は無理なので、思いついたときに(笑)

この本を読んで、
「人に助けられた話」
「支え合えた話」を
積極的にすることも大切なのだ
と思うことができました。

最後に…

親が意図的に話すこと。(伝えること)

これは、すごく大切なことだと思います。

夏休みは、親子で話す時間も増えるのではないでしょうか。

ぜひ、意図的に話す(伝える)というのを意識してみてはどうでしょうか。



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