猿橋を見に行った話-橋ばっかり!-【旅行記】
今回は、山梨ひとり旅についてつらつらと書いていこう
前に本紹介の記事にも書いたが、『かわいい土木見つけ旅』という本を読んで「猿橋」という橋を見に行きたくなり決心!
本の紹介、感想はこちら。
また、湖や川が好きなので、前から興味があった河口湖にも行ってみよう!
ということで1泊2日の旅行を計画した
あ、行ったのは梅雨の時期。ちょっと時間たっちゃった、
猿橋に向かう途中の紫陽花が賑やかだった
山梨県大月市、桂川の渓谷にかかる猿橋は日本三奇橋の一つ(諸説あり)
橋脚がなく、両岸よりせり出した桔木(はね木)によって支えられている
桔木は片岸に2列あり、土砂や重石によって地中に固定されていて、てこの原理が応用されている
実際に見ると想像していたよりも小さかったが、鋭くそびえたつ両岸から四層に重ねられた支え木をじっくり見ることができた
深い渓谷をお猿さんが弓のように連なって橋をつくり渡っていた様子をヒントにしたともいわれている、おもしろい
近くにあった大月市郷土資料館へ、、
行って良かった!
空いていた(というか他に人がいなかった)ので職員さんがとっても詳しく解説してくださった。上述の本で少し勉強していったが、やはり生でお話を聞くと頭に残る
何回も直されていて、市民の生活とともに橋も変化しているのだなあと実感することができた
今はH鋼に木の板を取り付けたものであるらしい
資料館に模型があって面白かった
橋の付け根なら鋼の部分が見えるかもよ
と教えていただいたが、夏だったからか、草木が元気いっぱいで見ることができず….
今の時期に行くと紅葉がきれいなんだろうなあ…
浮世絵にも書かれた猿橋
月を下に描くことで橋がいかに高いところに架かっているのかを強調したそうな、ほええ
歌川広重の「甲陽猿橋之図」
近くにある水路橋(八ツ沢発電所施設第1号水路橋)も見ることができて満足!
駅に戻る前にちょっと離れてみてみようと思い、隣の国道20号線へ向かった
おお~!猿橋と水路橋が一緒に見える!と
写真をパシャパシャ撮っていると、
「おーーい」
と、反対車線の歩道にいたおじいさんが渡ってきた
ひ、ひかれそう、とひやひやしたが、地元民と思わらるおじいさんから「猿橋を見に来たのか」と笑顔を向けられ嬉しくなる
「向こう(猿橋の真下)よりもこっちのほうがきれいに見えるよなあ」とおじいさん
散歩中だったのかそのまま行ってしまった
その後、ぶらぶらしていると国鉄時代のトンネル跡だと思われる煉瓦を見つける
あー、さっきのおじいさんに聞いておけばよかった!
ま、まあ興味の赴くままに歩き回れたので総括としては充実した一日でした
いくらでも時間を使えるのが一人旅のいいところ
その後河口湖に向かったけれど、それはまた別の記事で。
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