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休職日記53 楽しいが戻ってきた

昨年の11月に休職してはや8カ月が経とうとしています。

休職期間中は、無気力、絶望感、希死念慮、罪悪感との闘いでした。
常に隣に寄り添ってくれているのは、罪悪感などの負の感情。
そして、自分を責め続ける声。
本当にしんどかった。
今改めて自分は病気だったと実感しています。
ここ最近感じることは、「楽しい」とい感情を思い出してきたことです。

「楽しい」ってこんなに楽しいの?!

よく人生相談なんかすると、「幸せになっていいよ。楽しんで生きて」と言われていましたが、意味が分からなかったんですよね。
「幸せ」「楽しい」をという感情が分からなくなるのが、鬱病ではないでしょうか。
「鬱病だから、それが無理なんだよ」っていうのが本音でした。
だから苦しくて辛くて、楽しいことを感じられないから、生きてる意味も分からなくなってしまうんです。

でも、友達と話していていつもと違う気持ちが湧いてきたんです。

わくわくしてきて、心が軽くて、笑いがこみあげてきて、何この感情久しぶり!これ「楽しい」じゃん。ってある日(昨日)気付いた。

私がなぜ「楽しい」を取り戻すことができたのかは、病気が改善に向かっているからだと思います。
ストレスなく過ごして、嫌なことをせずのんびり出来ることだけやって、自分を責めない。
薬を飲む。(薬については賛否両論ありますが、私は飲んでよかったです)

今の楽しいこと

〇韓国ドラマ

もともと韓ドラは好きでしたが、鬱になってからは暗い話しか観れなくなりました。
しかし今はラブコメディが楽しすぎる!!
すぐに笑える。ドキドキきゅんきゅん💛する。

〇人と話すこと

笑顔で話せるようになりました。元々私は自分の話は愚痴しか話さないタイプでした。自分の何気ない日常は誰も興味がないと思っていたからです。しかし、スタエフやnoteを通じて自分のことを発信する練習ができ、人と話すときも自分の話が出来るようになりました。
自分の好きな話をしているわけですから、自然と笑みがこぼれ楽しく話せていることに気づきました。
また、相手の話を聴くのもイライラせずに聴けるようになりました。
イライラは鬱の症状だったのかもしれません。

〇買い物

鬱状態の時は物欲が全くありませんでした。
しかし、洋服、靴、コスメ、雑貨など見ているだけでも楽しいし、実際にお店で買うこともできるようになりました。それを使用することを考えても楽しいです。

楽しめないのは病気だからだった

楽しい気持ちを文字で伝えるのは難しいですが、、、鬱状態は、
常に心の中にもやがかかっていて、さらにずーんとして重量もある状態。
ほっとする瞬間はあっても心は重く、まぶたも重い。
目がぱっちり開かないんです。
頭も身体も重い。
他人に対する気持ちも、全員が敵みたいな気分でいつもいました。
他人の発する言葉を素直に受け止めることができず、トゲを感じて傷つきイライラしていました。

周りが変わったのではなく、私の感じ方が変わったのではと思います。
母や友達と会話していて、イライラがなくなり楽しい会話ができるし、何より笑顔が自然に出ること。
不安はあっても、無気力、絶望感はもうない。
未来にたいしての希望が芽生え始めています。

鬱状態は明らかに心が健康ではない状態だと思います。
自分が悪いわけではない。


病気だから治る。


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