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2020年9月は業務改革系の書籍を多めに読みました〜読書記録シリーズ〜

はじめに

投稿が遅くなってしまいましたが、
恒例の読書記録シリーズお届けします。
 
先月読んだ書籍は7冊でした。

いや〜、伸ばせませんでしたね〜!
 
過去に読んだ本を何度も読むなど、
新しい知識を得るのではなく深める方にフォーカスした月でした。
 
今月もそうなりそうな予感・・・
積ん読はあるのですがね。。。汗
 
それでは参りましょう!

ビジネス書:業務改革系

反常識の業務改革ドキュメント プロジェクトファシリテーション 〈増補新装版〉
・評価
オススメ度☆☆☆
読みやすさ☆☆☆
・概要
125年の歴史を持つ老舗大企業の人事業務を変革したプロジェクトの変遷が実名ノンフィクションで描かれています。
・理由
このプロジェクトを外部から支援したケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズという会社をもともと知っていて、この会社のスタイルのプロジェクトファシリテーションについて学びたいと思ったので手にとりました。
・感想
とても面白いです!ノウハウが前面に出ているというよりも、どのように進んでいったのかの臨場感が伝わってくるため、感覚的に掴みやすいです。具体的なノウハウについては、別途まとめた書籍があるのでそちらも合わせて読むと使うチャレンジがしやすいと思います。私も今読んでいる最中です。
ファシリテーション型業務改革 ストーリーで学ぶ次世代プロジェクト
・評価
オススメ度☆☆
読みやすさ☆☆
・概要
住友生命で行われた営業用タブレットを更新するプロジェクトの変遷が実名ノンフィクションで描かれています。
・理由
上記の書籍は初版2009年である一方、本書籍は2020年8月に出たばかりです。ケンブリッジ流に1つでも多く触れたい私にとって手に取らない理由はありませんでした。
・感想
本気で業務改革をファシリテーション型で進めていきたい方にとっては全体の流れが具体的に掴める格好の材料なのでオススメしますが、少し知りたいくらいの方にとってはちょっととっつきにくい気がするので1冊目の方が読みやすい気がします。
会社のITはエンジニアに任せるな!
・評価
オススメ度☆☆☆
読みやすさ☆☆☆
・概要
ITの中身を勉強せずに、でもITの本質が理解でき、エンジニアに丸投げせずにITを会社に活かす方法がわかります(amazonからの引用ですがまさにその通りです!)
・理由
最初に読んだのは1年以上前でした。プログラミング教育事業に取組んでいた中で、ITを活用するってどういうことだろう?と深く知りたくなったのです。その時に書店を巡ってもっとも分かりやすいと感じたのがこの書籍でした。
・感想
この書籍も、上記2冊と同じケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの会社の方が書いています。私はこの書籍で、この会社の、将来的にいなくなっても大丈夫になるようにサポートをしていくコンサルティング思想に触れて、とても共感し、好きになりました。DXという言葉がすごく広がっていますが、難しい言葉を使わずに要はどういうことなんだろう?実際に行っていくには何が必要なんだろう?ボトルネックになるのは何なんだろう?ということが分かりやすく書かれています。私はDX系の書籍もいくつか読みましたが、そのテーマに関してはまずはこの書籍を読むことを強くオススメしたいです。

ビジネス書:組織経営論系

両利きの組織をつくる――大企業病を打破する「攻めと守りの経営」
・評価
オススメ度☆☆
読みやすさ☆☆
・概要
既存事業を守りながら、新規事業を生み出す、文化・作法等が異なる2つを両立させるためにはどのような組織経営を行えばいいのかが、日本企業の事例を用いながら書いてあります。
・理由
著者である、加藤雅則氏が組織開発について書かれた「組織は変われるか」という書籍が面白かったので、最新作が気になり購入しました。
・感想
海外の研究者の理論が紹介されているため、知らない用語が頻出する点は読みにくさを感じますが、長年組織開発に従事してきたプロである著者が空論ではなく、実践に基づいた形でまとめてくれているので、リアリティがあります。企業において変革を起こしていきたい人には有益な本ではないでしょうか。 

ビジネス書:コミュニケーション系

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版
・評価
オススメ度☆☆
読みやすさ☆☆
・概要
暴力や対立ではなく、実りのある建設的な対話を行うためのコミュニケーション手法であるNVCについて書いてあります。
・理由
コミュニケーション、リレーションシップを専門としていたので、名前は知っていても積極的に知ろうという気は起こりませんでした。ですが、偶然勉強会に参加することになり、そのために読んでみようと思いました。
・感想
対話の重要性が叫ばれている昨今において、個々人がこの本に書いてあるような前提を理解し、対話の質を高めるトレーニングを積んでいくことは、ただ対話をしていく中でハマってしまう感情の沼から抜け出していくために重要不可欠なことだと思っています。ただ、書かれている言い回しが独特で、ピンとこない人も多い気がします。それがハードルとなり挫折する人もいそうな気がするので、こういったテーマは一度体験セミナー等に言ってみることをオススメしたいですね。

ビジネス書:財務系

財務はおもしろい 老舗企業の思考から学ぶ、"百年続く中小企業経営"の教科書 (数字を使わずカンタンに理解するカベヤ式
・評価
オススメ度☆☆☆
読みやすさ☆☆☆
・概要
会計事務所や総務・経理を代行する会社を経営する著者が実際に研修で話している内容をまとめたものです。
・理由
長年の友人である著者に、管理会計について学びたいと伝えたところ、オススメしてもらったため。
・感想
この本の素晴らしいところは、財務三表の難しい各論についてはほとんど述べず、これらの表にはどういう物語が描かれているのか、それをどう理解すればいいのか、という大前提について非常に分かりやすく書かれているところです。また、その大前提を基に財務諸表を読み取り、対策としてどんなことをすればいいのかについても分かりやすく書かれています。
 
難しいと思い、挫折してしまうのはそれぞれの情報が分断されたものと捉えているから。この情報が一連の物語として理解できるようになると、学び続けることが苦痛ではなくなります。苦痛でなくなるために大切なことについて書いてあるのがこの本です。

会計に関する書籍はビジネスパーソン向けに分かりやすく書かれているというタレコミの書籍はいくつも読みましたが、イメージのしやすさでは群を抜いていると思いました。他の書籍で分かった方には物足りないと思うので必要ないですが、今まで難しい用語で挫折した、、という方にとってはオススメできる本です。

ビジネス書:マーケティング系

たった5人集めれば契約が取れる!顧客獲得セミナー成功法―全国No.1営業マンが初公開!
・評価
オススメ度☆☆
読みやすさ☆☆
・概要
士業やコンサル業等がクライアントを効率的に増やすためのセミナー型セールスについて書いてあります。
・理由
私は5年前くらいに初めて手に取り、当時行っていたビジネスに活かしていました。その後、やることが変わっていったので離れていきましたが、再び活かせそうな機会が訪れたので久しぶりに手に取ってみました。
・感想
書籍が出たのは10年前ですが著者は、未だにここで書かれている内容をベースに指導をし続け、自身のコミュニティを拡大し続けています。私がこの方の考え方で好きなのは、個別面談はあくまでお客様の課題を明確にするための場であり、売り込む場ではないということ。売り込まなくとも、お客様自身が必要かどうかをはっきり判断できるように導いていく設計がすごいと思っています。士業、コンサル業の方はこのサイト等を一度検索してみてはいかがでしょうか。

さいごに

こうやってアウトプットする場を用意していると
読書を続けられている自分には○をつけたいですが
もっとたくさん読み、報告したかったという気持ちが湧きますね。
(誰に!?笑)
 
今月は先月よりは多く読みたいと思います!!
 
最後の最後に、
面白いのですがなかなか先に進めず積ん読ぎみになっている
書籍を紹介して終わります。
(今月の書籍数が少ないから埋めあわせようとしていると思った、あなた。正解ですw)


【過去の読書記録】
2020年1月SDGs的起業家の本・SF小説などを読みました。
2020年2月告発、権力、政治系を多めに読みました。
2020年3月ティール組織系、政治系、スピ系など読みました。
2020年4月デザイン思考系を多めに読みました。
2020年5月組織マネジメントと成人発達理論系の本をメインに読みました。
2020年6月アート思考系の本をメインに読みました。
2020年7月もっとアート思考系の本を読みました。
2020年8月組織論の書籍をメインに読みました。

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