東松島市の「KIBOTCHA」(きぼっちゃ)にて、ある種、過去の延長線上にない「ハレの日」に触れる
はじめに
宮城県東松島市に訪れ、JR野蒜駅近くにある「KIBOTCHA」周辺の徒歩での探索が終了したのち、
今回の目的でもあった谷崎テトラさんの講演会が始まりました。
講演会の中で、テトラさんが今の活動をするに至るまでの経緯の紹介もあったので、詳細版のプロフィールを載せておきます。
テトラさんの講演会の様子
会場はキャンプエリアにつくられました。会が始まるまではテトラさんが音楽をかけていました。
進行役の工藤シンクさんのお話も。
講演会の内容は、地球環境問題に関する内容が多かったです。
会の最初の方では、テトラさんが代表理事をしているWorldShift Network Japanのこちらのシートが紹介され、一人ひとりにとってのそれらは何か?が問われました。こちらのサイトから引用。
個人的には、ワールドシフトに関するワークショップに2017年に出たことがあったので、懐かしかったです。当時は何て書いたのだろうか。
今回ですが、一番最初に思ったことは、「そうじゃない状態から何かに成ろうとするというよりもすでにある理想の状態を膨らましていく」というのが今の私にしっくりくるものなので、「◯◯を●●にシフトさせる」という表現では浮かばないなぁ〜ということでした。
とはいいつつも、あえて考えてみると、浮かんだのは
というもの。
ここ最近やり続けている「タダの箱庭の読書会」はまさにそのための具体的な方法として実験しているものだなぁ。
アフターパーティ
講演会が終わったら、焚き火やテトラさんがDJ・工藤シンクさんがVJをつとめる音楽Liveと共に、食事と談笑♪
規模感は違いますが、焚き火・テント・ステージ・音楽・踊り・飲食と「いのちの祭り」が思い起こされる装置の数々。
夜にみる竹あかりも初めてだった気がします。幻想的でよかったなぁ。
東日本大震災発生当時、そしてその後にJR野蒜駅周辺で起こってきたこと・日常に触れる機会もあり、「KIBOTCHA」での前夜祭のような、過去の延長線上にないようなハレ的な時間を体験できる機会もあり、わずか2泊3日ではありましたが、感じるものの多い時間でした。
お世話になった施設の方々、イベント運営の方々ありがとうございました。
追伸、
「KIBOTCHA」が舞台の芸術祭は昨日始まったばかり!気になった方はぜひ足を運んでみてくださいねっ!詳細はこちら。
追伸その2、
冒頭でも紹介しましたが、KIBOTCHAのある野蒜というエリアが東日本大震災によってどう変わらざるを得なかったのかなどについて、私が実際に歩いたり調べた範囲にとどまりますが書いています。よければぜひご覧ください。