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「マインドフルネス ×トランステック最前線 トランステック・カンファレンス帰国レポート」というイベントに参加してきました。

はじめに

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「マインドフルネス ×トランステック最前線 トランステック・カンファレンス帰国レポート」というイベントに参加してきました。場所は、知る人ぞ知るNagatachoGRIDです。

このイベントでは、先日アメリカで行われたトランステック・カンファレンスに参加し、日本で牽引している山下悠一さんがその様子をレポートしてくれたり、ヤフー株式会社に勤めながら、社内外にマインドフルネスを拡げている中山悟さんがマインドフルネスのミニワークや、ヤフー内での実証実験についても伝えてくれるような内容でした。

参加者との質疑応答ベースに開催されたものだったので、印象に残った内容を紹介します。

Trans techについて

・アメリカの投資家は、Transtechのことをデジタルウェルネスマーケットと呼び、注目しているが、まだまだ始まったばかりとの認識。
 
・Transtech成立の背景にあるのは、マズローの心理学、ヒッピー文化、エンジニアのハックカルチャーがある。
 
・Transtechカンファレンスは2015年から開催され、今年で5回目。日本人参加者は、40名くらい参加で多かった印象。
 
・こちらがカオスマップ(特定の業界に絞ってサービスや商品を提供する事業者を分類したもののこと)すでにけっこうな数の企業がいる。

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・トランステックの適応範囲は大きく3つに分かれてるそうだ。

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一番、効果検証されている領域が、左端にあるうつ病やストレスに対するメンタルヘルスというヘルスケアの領域とのこと。

私は、マインドフルネスなどを自己啓発・人材開発という文脈で捉えていたし、実践してきたので、この領域で研究検証されているということが新鮮に感じられました。

同時に、テクノロジーの力でヘルスケアの質と効率性が高まることは、サービスを受ける側と提供する側どちらにとってもメリットしかないと感じました。

ヘルスケア、また福祉に関わる従事者は労働の負担が大きいことと、技術伝承の効率性で人材不足もあり、大変だが、近年ではAIを活用したサービスも増えてきています。

少子高齢化国家まっしぐらの日本にとって、福祉の領域でも少ない労力で最大の成果を出せることにすごく意義を感じるからこそ、テクノロジーの活用は重要だと思います。
 
Trans techの成立背景やどんなツールが登場しているのかについて詳しくまとめてくれている記事があったので、気になった人はこちらの記事をご覧ください。

マインドフルネスについて

・講師の方曰く、マインドフルネスとは「意図をもって、評価判断せず、今この瞬間に完全に注意を向けている状態、心のあり方」「能動的に、できた・できないというジャッジはせず、ただ今の瞬間に注意を向けている状態」のこと。
 
・実際に3分間、自身の呼吸に集中するというワークをやりました。やって感じたことは、もちろん思考がいくつも浮かんだのですが、体感としては、身体がポカポカしていくことを感じました。また、この状態がいかに満ち満ちて幸せ感を感じるものなのかを思い出せたり、定期的にこの時間を持つことの重要性を再認識することができました。それも個人でやるというより、今回のように誰かと一緒に場の力を活用するやり方がいいですね。また、私は目をつぶると思考に意識がいきやすいので、目をあけて、呼吸に集中すると同時に、椅子とお尻が当っている感触と、足の裏の感触も意識するように心がけています。この方が「マインドフルネス」を保ちやすくなると思っているので、目を瞑る方法に難しさを感じる人にオススメしたいです。
 
・ヤフーでは、マインドフルネスという名目ではなく「メタ認知力向上のためのスキル」として行なっているそうです。講師の方は、EQの向上にも寄与すると伝えていたが、EQだと抽象的すぎるため導入は難しいとのこと。
※取り組みについてより詳しく知るには、こちらの記事が参考になります。

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さいごに

個人的には、マインドフルネスと言われるカテゴリーの知見について初めて知ってから12年が経ちます。その期間、自身も集中トレーニングしたり、人材教育ビジネスのプロジェクト立ち上げ等に参画する時期を経て、2017年末までは、それをベースにした個人セッション、継続コンサル、合宿研修(主に海外の離島)を行なっていました。(ここらへんのことはまた書きたい。)

そういう意味では、専門なのですが、2018年からはフィールドをITスタートアップ、プログラミングという領域にシフトし、距離を置いていました。そのため、こういうカテゴリーに触れ、体験することは久しぶりだったのですが、今回を経て直感的に、もっとマインドフルネス関連のイベントに参加してみようと思えました。この出会い直しが今後に何か影響を与えていくのでしょうか。それも楽しみです。


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