「人の人生を変える仕事やからね」【未来を予約する手帳術/青木千草】
手帳を初めて購入した当初は、時間に対する考え方や自分のスケジュール管理の方法に、何のこだわりもありませんでした。
そしてそのこだわりのなさについて、疑問を持つことも一切ありませんでした。
仕事の予定が入ったら、書く。
遊びの予定が入ったら、書く。
予定が入らないページは、真っ白。
そんな私でしたので、CITTA手帳の「未来を予約する手帳術」というメソッドに出会った時は、とにかく衝撃笑。
「え?決まってもいない予定を手帳に書いていいの?」
ええ、ええ。こんな素朴な驚きからのスタートです笑。
それまでの時間に対する概念と、さらに深まった人生と向き合うことの大切さ。私の人生の転換期を共にした手帳の考え方について、改めてシリーズで書いていこうと思います。
CITTA手帳とは
現役ヨガ講師でもあり、手帳愛は学生時代からという根っからの手帳オタクでもあった青木千草さん考案の手帳。
書き始めることは、まず〝ワクワクリスト〟から
というスタイルと、ヨガを実践する人が守るべき5つの社会的規律〝YAMA(ヤマ)〟といつの自己的規律〝NIYAMA(ニヤマ)〟という10の教えがベースになった手帳です。
CITTAとは、サンスクリット語で〝心〟を指します。
目には見えない時間、そして目には見えない心を可視化する手帳。
それがCITTA手帳なのです。
「人の人生を変える仕事やからね」
CITTA手帳ライフコーディネーターになるためには、まず、養成講座を受ける必要がありました。さらに、その当時、手帳講師になりたい人はわんさかいたので、養成講座を受ける前のオーディション、というものもありました。
ラッキーなことに、私は〝青木千草さんを秋田に招致する講座〟を主催したことがあったため千草さんの記憶に残っていたらしく笑、「今度、東京で養成講座やるけど、やってみない?」とお声がけいただいた上で、オーディションに参加(もちろん、他のオーディション参加の方々と同じ条件で受けました)。めでたく合格できたことで、晴れて、養成講座へとコマを進めました。
オーディションでは、一対一の面接もあり、その時、千草さんの口から出た一言をものすごく強烈に覚えています。
「手帳ライフコーディネーターっていうのは、人の人生を変える仕事やからね」
私自身がそうであったように、一冊の手帳との出会いで人生が大きく変わることはありうると思います。また、そういうことがありうるのが人生だ、と腹を括ると、実際に思いもよらない小さな出会いがその後の運命を大きく変える可能性も高まります。
当時、一冊3500円(税別←細かいw)の手帳を、
「こ・・・こんなお高い手帳を、買ってしまうなんて・・・!!」
と内心震えながら、ポチッと購入した手帳。(それまでは、高くても一冊1500円が手帳に使った最高額でした💦)
実際、その一瞬の「ポチッ」から、私の人生はそれまでとは違う方向へと大きく舵を切ったのです。
次回からは、手帳の使い方と併せたヨガ哲学YAMA(ヤマ)とNIYAMA(ニヤマ)について、詳しくご紹介していきます。
この本の中に、CITTA手帳の基礎知識が詰め込まれています。