傲慢と善良 辻村深月
婚活を経て結婚した人が数人!
Voicyのパーソナリティあやじまさんが紹介していて、購入
なんでもあやじまさんの周りにはこの本を読んで婚活を経て結婚した人が数人いるとか。。。
大きいテーマは婚活
マッチングアプリで出会った婚約中の彼女が姿を消す。
彼女を探しながらそれぞれの善良と傲慢を裏解く
人生って小さいものから大きいものまで
選択の連続って言われるけど
結婚に対する打算的な選択がリアルに書かれています。
辻村さんの本を読むのは2作目。
この方の話は、女の人のいや〜な感情を如実に文章にしてある。
結婚、未婚、子供の有無などの女同士の葛藤の表現がリアル!
自分の心の中にあるけど 口にしたこともないようないや〜な感情が言語化されていて、「あ、これあるな。」って何度も思った。
印象に残ったフレーズ
子どもを産む選択ができなかった
ちなみに私、結婚はしたけど子どもを産む選択ができなかったんです。
「自己愛が強い」これが理由だって胸に刺さりました。
私は姉妹の妹だけど、この姉妹とは逆。
自分の腹黒さにも人の腹黒さにも敏感です。
この男性主人公の女友達が辛辣でこわいんです
的を射てる。と思う私も自撮りインスタを見るのは苦手です。笑
同調圧力日本人
たしかに誰かの基準に沿って生きていれば、難しい選択をしなくて済みます。
でもそんな女性主人公が次第に自分で選択をするようになる。
婚活中は細かいことが気になる
その人の中身を知るまではちょっとした言動とか
持ち物とか気になりますよね。
そんな理由で主人公が選択しなかった人がどうなったかも書かれています。
この前独身の友達が
「B'zの稲葉さん大好きだけど、婚活の場に稲葉さんはアウト」
って言ってて、わかるわかる〜って女性陣すごく盛り上がった。
「高級で個性的なファッションより、シンプルな全身ユニクロの方がマシ」
友達の名言です。笑
姿を消した婚約者は何をしていたのか
そして二人の結婚はどうなったのか
個人的には読後感のいい終わり方でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
感想共有したいのでぜひコメントお待ちしています。
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