起業仲間との会話の後に猛省した、というお話。
■昨日、友人と話をしたのですが、
反省をしております。
なぜかというと、
しっかりとしたアドバイスを
することができなかったからです。
■ちなみに、
この友人は学生時代の後輩であり
今ではそれぞれ独立をして
ビジネスをしています。
その友人と久しぶりに
Zoomを通じて話をしました。
■今回、なぜ失敗したと
感じたのかというと、
改めて会話を振り返ってみたとき、
より有意義な話をすることができた、
と感じたからです。
違う表現をすると、
事前リサーチと仮説の設定を
怠っていたと言えるかもしれません。
■仮説に対する精度は、
情報を集めれば集めるほど、
高くなります。
たとえば、
相手が営業に困っているという
直接的な悩み(情報)があれば、
それに対してどのような
アドバイスをすれば良いのか
という点について、
たくさんの仮説を立てることが
できるのです。
■事前の情報がなければ、
ぶっつけ本番で相手と
会話をすることになります。
仮説を立てず、ぶっつけ本番で
いきなり相手と話すと、
洞察に基づいた深い話を
することができません。
なぜなら、会話中は
自分が考える時間を作ることが
できないからです。
相手が一言を発するたびに、
こちらが5分も10分も
沈黙していたのでは、
会話は成立しないことでしょう。
■気がねなく話せる友人との会話であれば、
事前準備は必要ないかもしれませんが、
少なからずビジネスがからむ場合は
徹底的な準備が大切なのです。
■この人と一緒に仕事を
したいなと思うのは、
会話が面白くて気があうということも
もちろんありますが、
それに加え、
この人と話せばなんらかの
解決策を示してくれるという
安心感のほうが
大きいのではないでしょうか。
もっと言うと、
相談をしようとしてる人が
自ら気づくことが
できていない悩みをみつけ、
その解決策を提示することが
重要だと思うのです。
■アドバイスをする側としては、
悩みをもっている人に対して
適切な助言をするには、
山のような仮説と検証の
くり返しが必要です。
そして、
検証をするためには、
事前に仮説を立てて
おかなければいけません。
そういった意味において、
今回は事前準備を怠ってしまった
私の失敗だったといえるでしょう。
■一つ一つの会話が真剣勝負であり、
どれだけの価値を提供できるかが勝負です。
だからこそ、
私たちは、徹底的に事前準備をする。
この姿勢を持つことが大切と
言えるのではないでしょうか。
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