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残酷すぎる成功法則|9割まちがえる「その常識」を科学する

成功法則は自己啓発やマインド論になりがちだがこちらの本はそれをエビデンスベースで説明した本だった。

上司との接し方について

上司へのゴマスリは実のところ効果的である。ストレスを軽減させるだけでなく幸福感と健康の増進に繋がる。しかしそれよりも効果的なのが上司に相談することである。「今後どうすればよいでしょうか?」と相談することで相手の承認欲求を満たすとともに、自分の考えを知ってもらう機会となって評価に繋がる。また昇給するためには成果よりも上司と良好な関係を築くことである。

交友を広げるためには

交友を広げるためには新たな出会いを求めることだと考えられるが、それよりかは旧友の友達関係を活かすべきである。なぜならそれはすでに友達関係であり信頼構築する手間を要さないからである。交友関係を保つには一度にたくさんやりとりするのではなく、定期的に連絡をとるのが望ましい。いわゆるツァイガルニク効果である。

容姿が年収を決める

容姿と年収の関係
⚪容姿が良い場合
男 → 3%
女 → 4%
⚪容姿が悪い場合
男 → -22%
女 → -3%

男の生涯年収2.5億とする
→2.5億×(1.03-0.78) = 6250万も差が出る 

容姿がいいと自分に自己肯定感が高まり、結果として思い切った行動をとることができるために年収がアップする。

人生をゲームと考える

人生をゲームと考えるとストレスが軽減する。

感謝する日を設ける

九死に一生を得るような体験をすると身の回りの小さなことに対してイラつかずおおらかになれるのは誰にでもよくある。しばらくは当たり前の日常に感謝できるが、日が経つにつれてその感謝の気持ちは薄れる。その気持ちを忘れないために感謝する日を年に一度でよいから設けるのが望ましい。例えば僕の場合、生誕時に無呼吸状態という生死をさまよう事態だったので、誕生日を感謝する日にする。

部下に仕事を任せるとき

20秒ルールを適用させよう。させたいことは20秒短縮させて、させたくないことは20秒延長する。例えば仕事に集中させたい時。スマホを席から遠のけたり、お菓子をデスクに置かなかったりすることで、効率よく働くことができる。また雑音も無意識レベルで集中力の妨げになるので静かな会議室を一人独占するのもよい。

退社時にToDoを書き留める

バッドエンドはよくない。途中が苦しくても終わりがハッピーなら記憶としては良い物で完結する、しかし途中がいくらハッピーでも終わりがいまいちだとそれまでの経過はかき消されてしまう。諺の終わり良ければ全てよしは科学的な観点で実は理にかなっているという。仕事に応用すると退社時に明日すべき仕事を書き留めるだけでストレスが軽減するという。

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