森に向かう道、新緑の季節、木々の間からこぼれ落ちる木漏れ日に照らされる緑のテキスチャーや階調、陰影、様々なコントラストが美しい。
最近ではMTBライドにコンパクトカメラを携帯している。携帯での撮影に比べるとワンアクションが必要であるものの、やはり携帯よりはるかに美しい描写と階調を露出をきちんとコントロールできる。
緊急宣言は解消され少し賑わいが戻ったような気もするが、それはまだこの緊張感の下では様々なリスクも抱えるということも指す。しかし山の中だけはいつもと変わらない。とても静かだ。今日も区長さんと会い世間話をする。こうした人と人の繋がりが僕らのような存在を理解してもらえる一歩一歩の丁寧な信頼関係の構築となる。そうした会話が色々な気づきを与えてくれる。
当初どのようになるかもわからなかった古道整備プロジェクト。多くの人たちの力により素晴らしいトレイルとして生まれ変わりつつあるが、その整備に当初より貢献してくれた人を案内した。ローカリズムを深く理解するともにその変貌ぶりを実感できる数少ない人たちだ。ここでのプロジェクトは資本でなく全て人と人の繋がりから生まれるものばかりだ。資本に基づく従来のシステムや社会構造はとても有効で大切だ。が、しかし、きっとこれからの時代はこうしたことを支援し応援することが資本主義の役割の一面であるとなるような世の中にシフトチェンジしていく気がするし、従来のシステムとこうした新しいアクションをどのように結合していくのかに知恵を絞るような頭の使い方になっていくんだろう。
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