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トレーニング

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2019年自転車トレーニング中の落車により大腿骨転子部を骨折。そこから入院〜リハビリ〜自転車を経て約1年ぶりにまた少しづつ走り始めた記録。
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僕の走る世界/見え過ぎないから良い

ご存知の方も多いとは思うが、僕は愛知県新城市に住んでいる。愛知県の北東部、奥三河と呼ばれるエリアの入り口に位置する人口約45,000人弱の自治体だ。人口の割りに面積が広く、県内では豊田市につぐ2番目の広さ、そして面積の8割ほどを森林が占める典型的な山間地域と言えるし、愛知県の中にあっては数少ない過疎地域でもある。「自然豊で…」という使い古された常套句で表現される様な場所だ。まぁ、しかしものは考えようで、長野の様に高い山も、沖縄の様な美しい海もないけれど、親しめる山や森、そして

ランニングにまつわる悲喜交々

僕の周りには運動を好まない、または「運動はいいわ(遠慮するわ)」という人も多数いる。スポーツにまつわる仕事や活動をする人の人間関係としてはそうした「苦手」な気持ちを抱く人の数が周囲に多い方だと思う。そういう僕も「辛い」と思っている一人だ。特にロードでのランニング。ロードでのランニングをこよなく愛す友人も多いのできちんと書かせてもらう。 それは「辛いけれど嫌いではない」というのが一番正しい表現である。 ロードでのランニングを愛し、苦もなく日常化している人からすればきっと「ど

400日

気がつけば400日ぶりのランニングだ。久しぶりに登場した下記の写真は僕の体の中。現在でもこの5本のボルトは僕の体の中にある。 トレーニング中に怪我、緊急搬送、そして手術、3週間の入院。そしてこの砕けた骨を支えてくれているボルトの抜去はまだ出来ていない。退院しリハビリとともにすぐにサイクリングは開始した。12月からは無理のない範囲でレースにも復帰した。 けれどランニングは患部に対し打撃にも似た直接的な突き上げ&衝撃、負荷、患部をかばう代償運動、またはかばうことによる体のバラ

市民大会

9月13日(日)に第1回となる「フォトロゲイニング in 新城」の市民大会が新城市役所スポーツツーリズム推進課の主催により開催される。 これまで10年以上にわたりアウトドアスポーツを用いた誘客事業を展開していきた新城市にとって(おそらく)初となる市民向けのアウトドアスポーツ体験の場ともいえる大会だ。参加資格があるのは新城市内に「在住」「在勤」「在学」のいずれかの資格を有する必要がある。チーム競技であるため、そのチームの中に必ずその「日常的に新城に関わる人」をが入っている必要

最初の一歩

そう「走りたいなら走れば」そうやって言われることはわかっている。最近ランニングしたいなと思っている。特にトレイルランニングで僕が暮らす街の裏山を走りたい。もちろん自転車でも楽しい。けれどトレイルランニングにはトレイルランニングでしか味わえない魅力があり、それはまた違った趣を持って山を森を満喫するひとつの手段だ。 「そう、そんなに走りたいなら走ればいいじゃない」そんなセリフが聞こえてきそうだ。「走りたい」と思っていも最初のひと踏みが出ない。それは走り出す一歩なのかもしれないし