手前味噌のすすめ
お味噌汁は好きですか?
食べるとどこかほっこりした気持ちになる。
おなかの中からじんわりと温まり、元気が出てくる。
地域や家庭によって色々なバリエーションがあるのも魅力的です。
お味噌汁の主役は発酵食品の代表のひとつ、お味噌ですね!
今日は、お味噌の魅力について紹介したいと思います。
お味噌は何からできている?
お味噌の材料は本当にシンプル。
もっとも目にするお味噌は、米味噌ですが、「米麹と大豆とお塩」から作られます。
それらを長期発酵熟成させることによって、うまみが凝縮された味噌になります。
九州の方では麦味噌が主流かと思います。
その場合は、麦麹を使うし、玄米味噌の場合は、玄米麹を使います。
愛知の赤味噌は豆麹で作られているかと思います。
日本では、その土地の風土や文化によって、仕込むお味噌の種類が違うのが面白いですね!
手前味噌とは?
自分のことや身内のことを褒めたいけど、謙虚さも意識して伝えるときに使う言葉のひとつ、「手前味噌ですが…」
この手前味噌の語源の由来をご存じですか?
それは昔、お味噌づくりが当たり前に行われていた時代のこと。
ご近所さん同士で、自分の家で作った自家製味噌が「一番美味しい!」と、その味を自慢しあっていたようです。
手前というのは、自分のことを指します。
なので、自分のことを自慢したい時に使うようになったそうです。
自家製で作るメリット
お味噌を自分で作ったことはありますか?
わたしは麹を学ぶ過程で、自家製味噌の作り方も教えてもらいました。
自家製味噌なんて、ハードル高い!と思っていましたが、決してそんなことなく、仕込んだら基本しばらく寝かせて放置で大丈夫なんです。
3~6ヶ月くらいかかりますが、出来上がった時の感動はひとしおです。
自分で作った麹と美味しいお塩を使って仕込んだ自家製味噌、その美味しさに感動したのと、「わたしにもできた!」という達成感も感じました。
自分で作るメリットは無添加であること、自分が選んだ麹とお塩と大豆で作れる、塩分も調整できる、という点で安心安全な好みのお味噌を作れるところではないでしょうか?
家庭の食の軸ができる
手前味噌、つまり自家製味噌があると、おうちごはんの土台にもなります。
お味噌はお味噌汁だけでなく、調味料として、お料理にもおやつにも使えます。
自家製だと、市販品とは異なり、その家庭ならではの環境で発酵されるので、本当に世界に一つの調味料になります。
そんなお味噌を日々使うことによって、それが家庭の味となり、家族の食の軸にもつながってきます。
毎年、親子でお味噌を一緒に作るのもとってもおススメです!
親から子へ、子から孫へと引き継いでいくこともできますね。
味噌玉ストックも便利
色々と魅力的なお味噌ですが、そうはいっても毎日お味噌汁を作るのは大変!
そう感じている方も少なくないかと思います。
わたしもそうです(笑)
そんなあなたには“味噌玉”がぴったり!
今週末29日に「まるでトリュフのような味噌玉ワークショップ」を東京の杉並区浜田山にあるシェアキッチンにて開催します♪
専門店のお味噌とこだわりの乾燥野菜、無添加出汁粉、かわいいトッピングを用意しております。
完成したらトリュフBOXでお持ち帰りします💕
お近くの方、よかったらお待ちしております!
だいたい2歳くらいから一緒に作ることができるので親子参加も歓迎です。
こちらの味噌玉、過去にご家族の方が本当にチョコのトリュフと間違えて、パクっと食べてしまった、という後日談を何件か聞いておりますw
お申込みはこちらから📧