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【新生活を始めるあなたへ】教員退職後、私を支えている校長先生からの言葉

こんにちは。
【20-30代女性専用】
キャリアコーチングサービス
Cari-co運営者のゆきです。

新年度スタート🌸ということで
周りでは「育休復帰」が続々!

なかよしママ友が全員、慣らし保育だー、
職場復帰だーと忙しそうで
ちょっぴり(いやけっこう)さみしい、今日この頃。

春から新しい会社や部署、育休明け etc
そうでなくても、新しい年度のスタート!
区切りはわくわくする一方で
不安や迷いなども生じやすくなるもの。

今日は、特に新しいスタートを切った方へ、
あるいは最近なんだかモヤモヤが止まらない方へ…私が6年前に教員を辞めた時から
大切にしている言葉をお送りします💌

「自分が選択した道を、自分で正解にしてください」by校長先生

2018年3月に退職するまでの1年間

私は6年前の3月末に「公立高校の教員」を
退職しました。子どもの頃からずっと優等生、周りにすごい!と思われるような選択を
とってきた私が、人生初めて大多数の反対を
押し切って、押し通した教員退職。

当時の校長先生はなぜか気に入ってくれ
(若い先生が数年で辞めるのは学校的に問題があるのもある)前年の4月に異動が叶わず

「もう限界です。来年春に転職します!」

と(ぶち切れながら)宣言してから

事あるごとに校長室に呼ばれ

「次こそは、希望の学校(偏差値60前後の
普通科 or 国際科、実家から通える学校)に
異動させる」

「もう1校経験してみてからの転職でも
遅くない」

「君みたいな(え、どんなや?)教員も
学校現場には必要だ」

「結婚して子どもを産んだら(それが前提
ですか?)、教員でよかったって思うと思う」

など色々ツッコミどころはありますが
ひたすら考えを改めるように説得されて
いました。

最後は、本来であれば継続か退職を
正式に決めないといけない日を大幅に超えた「1月31日」まで、私が内々定を取って
転職先が決まるまで、異動の選択肢を
残しておいてくれました。

(その異動先には同じく異動を希望していた
英語科の同僚が行くことになりましたが
本当に私の希望ど真ん中の学校でした…)

校長室で餞別とともに…

2018年3月初め、他の先生方が校長室で
内示を伝えられるときに私も呼ばれました。

当時の私は「今更何よ…」と気まずさを
抱えながら、ノックしました。

校長先生は、本当に残念だけど…これ。と
餞別を渡しながら

「僕はあなたの選択を応援している。自分が選択した道を、自分で正解にしてください

と、しっかりと目を見て言われました。

やっと、心が決まった

私はこの言葉を聞いて、やっと心が決まりました。

それまでは周りには強気に振る舞うものの、
内心自分の選択に不安で不安で仕方ありませんでした。全く、自信がなかったのです。

そして、ここまできてなお、自分の選択が
「正解」か気にしていた自分
に気づきました。

「絶対、(自分で)正解にしてやる」

やっと100%当事者意識をもてた瞬間でした
(ありがとう、校長先生!)

【まとめ】それから6年

転職先の民間企業(人材系)は体力的にも精神的にもハードで、何度も辞めたいくなる瞬間がありました。

旦那さんの異動もあり、フリーランスになったあとも事あるごとに「正社員のほうが…」と
いう考えが頭によぎることも。

「この選択でよかったかなー」と考えることは誰しもあると思います。私も今でも正解を求めてしまう思考グセは治りません。

でも6年前に「絶対、(自分で)正解にしてやる」と心に決めたからこそ、当時の私からは
考えられないほど、楽しくて幸せな毎日に
なりました。

結局、何を選んでも悩むし迷うことはあると
思います。何年かあとに、やっと正解だった!と思えることも。(実際、教員をやってよかったと自分の人生を肯定できたのは、だいぶ先でした)

今日は新年度スタート!ということで、
私をずっと支えている言葉を記事にしました。必要な人に届きますように✨


by ゆき@キャリアコーチングサービス★Cari-co運営


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