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高齢期ケア・リハ:準備の手間をなくすと人は行動にうつりやすい

訪問リハビリでは

老化や生活不活発病、疾患などにより

心身機能が低下した状態から

生活上、できることを増やして

いくという目的があります。


できるようになったが生活に反映しない

そんな中

ひとつの動作や活動が訪問リハビリで

可能になったとします。

しかし、できるようになった活動・動作が

なかなか生活に組み込まれないと

いうことがあります。


今回はそんなできるようになった活動が

生活に組み込まれるよう促す技術を

ひとつ紹介します。


人が行動を起こすには

そもそも人の行動は

その行おうとしている活動・動作の

難易度が自分に合っていると感じなければ

起きにくいといえます。

「次の休みに富士山に登る。」は

遠い、お金がかかる、体力がない

時間がない

そもそも登りたくない

など

難易度が非常に高いですね。

これは行動に移しにくい。


つまり

人の行動は

モチベーション(意思)
活動・動作の難易度

が関係してるといえます。



極端な例でしたが

次は訪問リハの現場の例です。

たとえば

庭の剪定をする

ができる上に

したいと思っている

にも関わらず

行動に移せないとします。

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