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【訪問リハビリ】進行性疾患の環境調整はほんとに難しい

訪問リハビリでみる進行性疾患

進行性の疾患は数多ありますが

訪問リハビリでは次のような疾患の方が

多いように思います。


パーキンソン病

脊髄小脳変性症

大脳基底核変性症

筋萎縮性側索硬化症

関節リウマチ

ほとんどが神経性進行疾患ですね。


進行スピードは十人十色

進行のスピードも様々で

特にパーキンソン病は百人百様といわれるほど

症状の出方、進行具合は個人差があります。

薬や生活の仕方・運動療法・遺伝・先天的体質
性格・考え方・周囲のサポート

などが個人差につながっていると臨床で感じます。


訪問リハビリでできること

そんな中

訪問リハビリでは

症状の進行により生活環境を変えていくことも

提案しています。



進行疾患の環境調整ポイント

環境調整のポイントはたくさんあります。

自分でできることは何か
何(福祉用具・自助具)を使えば活動が可能になるか
活動に対してできているという感覚が持てるか
日々の活動に満足感があるか
生活不活発病にならないか
安全は確保できているか
強い疲労・痛み・不快感が残らないか
介助方法は適切か
適切な時間内にできるか



これらをご本人の状態と照らし合わせて

生活を整えていくわけですが

実際のところ

誰にもベストがわかりません。

つまるところベターを提案するわけです。


生活バランスにより進行はどうなるのか?



環境を変えたことにより

活動が過多になっていないか

休息が多すぎないか

活動が過多・過小になったために

進行を早めたのか

体に悪影響を与えないか


正直いつも葛藤しながら

臨床に入っています。


でも誰かが先陣を切らないと

生活は成り立たないわけでして。


なかなかに責任がのしかかります。

リハビリ職、そんな一面もあります。

よろしければこちらもどうぞ。



最後まで読んでいただきましてありがとうございます。






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