花見にいく派?いかない派?
どうも。ティートくんです。
目黒川に桜をみにいってきたよ。人がいっぱいで混んでいたけれど、きれいに咲いていたなあ。
お花見と制御焦点理論(せいぎょしょうてんりろん)
ぼくは、混んでいるとわかっている場所にいくのは、すこし苦手なんだ。
みんなの中にも、混んでいるのが嫌いな人がいるかもしれないね。
でも、こういった考えって、人によってかなりバラバラだよね?
そういった違いをマーケティング(消費者行動分析)に紐づけて、今回は、「制御焦点理論」という心理学の理論を紹介するよ。
マーケティングで「消費者行動」を分析するための理論として、すごく主流になっている考えかただよ。
促進焦点と予防焦点
さっきの桜の話で考えてみよう。
事実として、桜が咲いていて、桜に対しては魅力的に感じている人がおおいよね。(全員というわけではないよ)
ただ、そこから先をどう考えるかというのは、人よって様々だ。
Aさん
「お花見スポットに行かないのはもったいないでしょ。友達誘ってみんなで楽しもう」
Bさん
「わざわざ混んでるお花見スポットに行くのも大変だし、遠くから眺めてるだけでも十分かな。」
たとえば、こんな感じの違いがありそうだよね。
Aさんのように、ポジティブな結果を追い求めることを「促進焦点」、Bさんのようにネガティブな結果を避けようとすることを「予防焦点」というよ。
焦点理論を行動予測のベースに
もちろん、ハッキリと分けられるわけではなくて、どっちの傾向が高いか、ということなんだけど、事実や起こっている現象に対して、ポジティブに考えやすい人と、ネガティブに考えやすい人がいるということは、常に理解しておいたほうがいいことかもしれないね。
今回はお花見の話をしたけれど、こういった身近なところからその背景を考えていくと、世の中の人の動きを予測したり、身近な人の動きを予測したりといった洞察力・直観力が高まっていくよ。
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