本を読む習慣があれば勉強なんて怖くない
僕は子どもに「勉強しなさい」と言ったことは今まで一度もありません。勉強なんて言われてやったところで身につかないし、小学校の頃から強制的に勉強させる習慣をつけることに意味なんてないと思うから。
いや、勉強が楽しくてやっているという子ならいいんです。それはそれで素晴らしいと思います。問題はイヤイヤやっていることです。小学生のうちから勉強嫌いにさせてどうするんだろうか?と僕は思ってしまいます。
僕は「勉強しなさい」の代わりに「本を読みなさい」と子どもに伝えています。
勉強なんて後でもいいじゃないか
小学生の授業なんて基礎の基礎。長らく学業から離れていた親であっても小学生の子どもに教えるくらいはできるでしょう。それが中学生になると勉強に対しての難易度がグッと変わります。皆さんも記憶にあるかと思いますが、英語と数学の難易度が上がったように感じたのではないでしょうか?国語だって古文なんて始まってもうチンプンカンプンですね。大学生くらいであったら教えることもできたでしょうが、今となっては因数分解も連立方程式も、うまく教えられるか不安です。
小学生のうちは勉強よりもむしろ友達との関係性作りだったり、興味関心を育てる新しい体験をしていくことの方が重要ではないかと考えています。
勉強は楽しんでやったほうが覚える
僕自身、勉強の楽しさがわかったのは大学生になってからでした。中学時代に学年順位に縛られ、理解できずに取り残されたまま授業が進んでいくのがどうしても合わなかったのでしょう。高校生になってからは授業も聞かなくなり、学年で下から10位以内に入るていたらくでした。
そんな僕が嫌な気持ちに鞭打って大学受験をし、1浪してなんとか合格したのちに転機が訪れたのです。それは時給が高いという理由だけで選んだ塾講師のアルバイトでした。当時の僕はとてもじゃないけど中学生に教えられるレベルの学力ではありませんでした。それでもお金をもらうのだからしっかりと役割を果たそうと教える内容の勉強を始めたのです。中学生に教えながら、図形を解いたり英語の意味がわかったりするとだんだんと勉強が楽しくなっていきました。
いつ勉強を始めるか、いつ勉強が楽しくなるのかはその人次第。楽しいとさえ感じられれば成長は早いのです。小学生のうちは無理矢理に机に向かわせるよりも、楽しく知識を積み重ねること。その方が、中学生、高校生になってから勉強に生きてきます。
読書は全ての勉強の基礎
全ての勉強の基礎の基礎は国語にあると僕は考えています。なぜなら、数学だろうが英語だろうが、テストの問題文は全て日本語で書かれています。つまり、日本語の意味がわからないと解けないのです。
その国語力を鍛えるのが読書です。僕自身もそうでしたが、本さえ読んでいれば小学校の勉強なんてどうとでもなります。その上で自分の興味関心のあるトピックを発見することも可能になるのです。
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0歳から読書習慣を
「ローマは1日にしてならず」という諺がありますが、何かを習慣にすることも1日にして成りません。誰でも簡単に習慣化できていたら、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」を読んで誰しもが成功を収めていることでしょう。そんなふうに僕はなりたいと思っていますが、習慣化って本当に難しいんです。身をもって体感しています。
痩せたいと思っていても運動の習慣が身に付かなかったり←僕のことです
ブログを書くと言っても定期的にアップできなかったり←僕のことです
読書の習慣だって一筋縄にはいきません。読書についてだけは僕もようやく習慣化できるようになってきました。
こと読書に関しては実は僕が習慣化するずっと前から我が家の子どもたちは習慣化されていました。なぜなら0歳からトレーニングをしてきたからです。毎晩毎晩読み聞かせです。小さい頃から読み聞かせをしていると言語能力の発達が著しく、読み書きを覚えたのも周囲の子よりも早かった記憶があります。
習慣化は小学生からじゃ遅いのか?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。工夫次第でいくらでも習慣化できます。大人になってからだって遅いことはありませんからね。
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おまけ
子どもと読むおすすめの絵本をセレクトしていますので、ご参考にしてみてください。
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