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わたしが子供を産まなかった理由

今日はあくまで私個人の考えの振り返りです。性別とか外見とか出産に関する内容です。嫌な気分を感じさせてしまう部分があるかもしれませんが、個人的な自己対話の一部分としてアウトプットさせて頂きます。


『子供を産んで、”わたしみたいな子”になったら嫌だ』


そう感じ、子供を産みませんでした。


2〜3日前に、ふとこのことを思い出したんです。

結婚して17年、私は子供がいません。子供ができなくて、不妊治療をするか考えていた時に気付いたんですよ、そもそも私子供嫌いだわ、欲しくないわって。当時の私の子供が欲しくない理由が

『子供を産んで、”わたしみたいな子”になったら嫌だ』

だったんです。


25歳で結婚し、「結婚したら産むのが当たり前」と疑うことなく信じており、産むなら絶対に男の子が良くて。

なんなら男の子以外は産みたくない!くらい思ってて、当時「男の子を産む方法」をネット検索し、”葉酸”が良いらしいと知っては毎日毎日、葉酸のサプリを飲んでました。

それほどまで頑なに男の子が良かった理由が

・バレンタインにチョコがもらえる

これは可愛い理由。


ここからは闇を感じます。
(あくまで私個人の思い込みです)

・男より女が襲われる確率が高い
・襲われた時に女は筋力でどうしても負ける
・男同士なら下心を警戒せずに他人と親しくなれる
・男なら外見を気にせずに生きていける


私のコンプレックスは、毛深い・肌汚い・ししゃも脚・喉仏が出てる。

小学生か中学生か忘れましたが友達から

「なんで男みたいに喉が出てるの?」

と言われたことを今でも覚えています。


大人になってお金を手にしてからは、やれることやってきました。

全身脱毛したり、ししゃも脚にはボトックスを両脚に打って本当に綺麗な脚になり感動してましたが、8ヶ月くらいで体に吸収され儚い喜びでした。(高い費用とあの痛みを二度と味わいたくなくてその一回だけ)


高校生の頃は休み時間のたびにロッカーに行ってメイク直しをするくらい、自分の肌が嫌いで。

私にとってのメイクとは可愛いくなるものではなく、自分の嫌なところを隠す、人の視線を逸らすためのものでした。


なんで私ってこんな男みたいな外見なんだろう」と悩み、男の子に産まれたかったと心底思っていました。

女の子らしいフワフワした体型の人、体毛もなく肌が綺麗な人、喉仏が出ていない人が羨ましいと言うより、妬ましかった。

恥ずかしいことを隠すために、この人はお金も時間も苦労も費やしてなくて「ずるい」「私ばっかりなんで」・・・と勝手に妬んでました。


私が男だったら、隠すために必死になって使った時間やお金でもっと色んなことがやれたのに、もっと楽に生きられたのに、って。


完全に独りよがりのタラ・レバ・ノニ。。


女の子に産まれて、私みたいに悩む人生にしたくなかった。外見のことだけでなく、やってきたこと、感じたこと、人から言われたこと、私自身の人間性含め、

”わたしみたいな子”になるのが怖かった。


これが『子供を産んで、”わたしみたいな子”になったら嫌だ』の本当の理由。


怖かったのよ。


ずっとずっと怖かった。


隠しごとや恥ずかしいことにばかりフォーカスして私の存在すべてを否定していた。

わたしがわたしを「恥ずかしい存在」と決めつけてた。


でもね、今は自己対話ができるようになってこんなふうに起きた出来事や感じた事の「本当の理由」を見つけることが出来るようになった。


自己対話をしながら私が本当は感じていたことを時間をかけてゆっくり聞いてあげる。


お母さんに聞いて欲しかったのに、仕事から帰ってきて忙しく夕飯の準備をする姿を見て、いつからか相談できなくなった。

「ねぇねぇ」って話しかけても、いつからかお母さんの愚痴を聞いてあげる側になった。

つらいこと、悲しいこと、悩んでることがあっても人に頼らずに自分ひとりで解決しなきゃって思うようになった。



恥ずかしくて誰にも言えなかった話を、今の自分がその頃のわたしの声を聞いてあげられるようになったんだよね。

”わたしみたいな子”って言葉でひとくくりにしていたものをひとつひとつ紐解いていくと、自分を否定する側面だけがそこにはあったんです。


だからその”わたしみたいな子”のイメージを変えてあげようと思いました。事実ベースの言葉で。


実際に起きたこと、人から言われたこと、自分もその通りだと感じてることで書き換えていく。

”わたしみたいな子”は・・・

・小さい頃から愛されていて、みんなが可愛がって育ててくれた子
・みんなに「⚪︎⚪︎ちゃん!⚪︎⚪︎ちゃん!」と呼ばれ人気者だった子
・やりたい!と思ったことをすぐに行動に起こせる子
・問題解決をひとりでもやれちゃう子
・笑顔と元気で場を明るくする子
・聡明で経験豊富で気さくで誰にでも優しく接する子


アファメーションのようにこんな自分になりたい、こんな自分だと良いなで塗り替えてるのではなく、他人から言われてた言葉、起きた事実なので疑いようがないんですよ。


「男みたいな喉」と言われたことも確かに事実ですが、そのたった一言よりもこれまでの人生を通して、存在を認め、褒めてもらった言葉のほうが多かったのに「そんなことない」「私はそんな存在じゃない」って受け取らなかったのは自分でした。


自己対話ではこうやって自己受容をした上で書き換えていくことができます。

コケた時すぐに「大丈夫!痛い痛いの飛んでけ〜!」じゃなくって、まずは「痛かったよね」と痛みをわかってあげる、感じてあげることが大事。

希望だけで上塗りしても、痛みは消えないんです。しっかり本音の声を聞いてあげましょう。


今日はすごく個人的な思い込みの話で読みづらいところがあったと思います。ごめんなさい。でもこうやって内側をアウトプットするとすごく楽になります。

生きやすくなる自己対話、やってみてくださいね😊


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