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夏休みは3週連続ジブリ祭のように(直喩)

大変久しぶりの更新。
最近のできごといろいろはまた改めて。
期待はせずに待ってくれる方がいらっしゃれば嬉しい。


思えばあの日は眠る前から違和感はあった。

もともと不眠の気はあるが
いつになく寝つきが悪く、布団の中で2月の夜のマンホールくらい冷たい手を自分の足で挟み温めながらうつらうつらし始めたのは明け方の4:30頃。
6:30に目を覚まして身体を起こそうと力んだ時に節々が軋み、痛みを感じた。
身支度を進める中でも痛みは続き、倦怠感を覚える。
嘘だ嘘だ、気のせいであると自分に言い聞かせ
毛布に包まりながら歯磨きをした時に確信に変わる。

喉が痛い。

口をゆすいで吐き出す時にわかる扁桃腺の腫れ。
うがいさえままならない痛み。

「あぁ、またこれか」
とため息と共に覚悟を決めて熱を測る。

40.3℃

この表示を見た途端に、全身の力が抜ける。
もうなんにもできないモードに投入。
通勤、出社どころか洗面所からさえ動けない。

あー、休む連絡しないとな
病院に行かないとな、帰りにスポーツドリンク買いにスーパー寄って
帰って来たら着替えないとな

しなくてはならないことはちゃんと頭に浮かぶ
ただ、どれもできる気がしない。
毛布に包まりながら洗面台の前でしばらく座り込んでいた。

その後あまり覚えていないが夕方気づけば全てをこなし
病院の明細と処方薬、スポーツドリンクとフルーツゼリーをテーブルに置きスウェット姿で寝込んでいた。

時計を見ると18時をまわっていた。

布団の中で寝ぼけ眼でみるInstagramでようやく気づく。

2023/12/25
1年前のクリスマスである。


クリスチャンではないし、例年特にすることはないが
やはりみんなが楽しむイベントごと当日に1人で寝込んでいるのは空しいものであった。

身体を起こし、こたつでテレビを見ながらみかんゼリーを食べながら12月26日を迎えたのが1年前のクリスマスの思い出。


1年が経ち現在
2024/12/24 クリスマスイブ。

私は今、本文を整形外科の待合で入力している。
受診理由は左足指足裏と右膝の痛み。

先ほどレントゲン結果が出た。
診断結果は右膝はなんでもないよくある炎症
ただ左足指足裏に関しての結果は左第2趾 基節骨 の骨折である。
(なんか折れ方ダサくて恥ずかしいので画像はぼかし)

左足の人差し指のつけ根のところが折れていた。
こんなところどうやって折ったのだろうか。
気づけば痛かったので思い当たるキッカケがない。
痛みに対する反応速度も加齢とともに鈍化するものなのだろうか。


待合室の隅に置かれているツリーがいやに光って見える。
ツリーの下に置かれている小ぶりなプレゼント箱の中身はボルタレンに違いない。


クリスマスは2年連続通院まつり!

「毎年恒例」という文言は3年目から冠してよいと思ってる。
来年は楽しいだけのクリスマスを過ごしてどうにか戴冠を回避したいものであるが
ホーム・アローンの寝首を掻き『クリスマス恒例』を掲げるのは私の通院かもしれない。



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