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【終活】を勧められてキレる高齢者の問題。


【終活】を通してゆたかな人生を!がモットーの徳久です。


今日は、【終活】の事でこのような記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

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タイトルからすると、【終活】に対する悲観的なニュースのようです。


「人間というやつは、いま死ぬという土壇場にならないと、気のつかないことがいろいろある」


私も、看取りを経験し、葬儀屋さんを長年しているからこそこの、【終活】をオススメしておりますし、自身の身に置き換えて考えるようになりました。でも私の本来の人間性は、あまり終活なんてしたくない方ですよ。(笑)

でも、なぜこの事に対して心を突き動かされるのかというと、【孤独死】などによる最悪の場を何度も見ているからです。

私達はそういった方・『ご尊体を尊び葬送する』のが使命ですのでなんら問題を感じませんが、問題なのは残された【遺品】・【不動産】など様々な内容で残されたご家族が大変な目にあっていると言う現実を目の当たりにしてます。


しかしながら、この記事に紹介されているように『死に方』にもいくつかあり、その人の身におかれた心身的な状況によっては「気が進まない」人もおいででしょう。

 突然死の「ピンピンコロリ」を理想的な死に方だと言う人もなかにはいる。最後まで元気で、闘病に苦しむこともなく死ねるからだ。それは、死の準備をするのは気が進まないことの裏返しでもある。

まさに、このような人には考える事もしたくないし、【終活】についてのイメージがわかないも知れません。

「エンディングノートを買っても最後まできちんと書いた人は、たったの2%しかいないというデータもあります。結局、死のイメージがわかないとか、この先何があるかわからないと思って、手が止まってしまうのです」(葬儀・お墓・終活ビジネスコンサルタントの吉川美津子氏)

とも書いてあります。この事実には私も正直驚きましたが、ここに私なりの【エンディングノートを買っても最後まで書けない理由】を述べたいと思います。私は、現在【葬儀】と【民間救急】の業務に携わっております。【民間救急ではご入院なさった寝たきりの患者様が自宅で療養するためにお連れするための移動手段としてご利用頂いております。同居されているご家族様や、[訪問介護]・[訪問看護]といった自宅で医療・介護を受ける為のしくみが日本では整っています。そこに関わる方々は自他関係なく『介護』や『看取り』などを通して、色んな事を考える機会に恵まれると思います。私も、少ないながら祖母や恩師の看取りに付きっきりで介護させて頂いた経験から、「人生の終わり方」を考えるようになっていったのも事実です。

しかし、核家族で無い方、つまりご兄弟が多い世代の方や、お仕事などの関係で『介護』や『看取り』に直接的に参加出来なかった方にとっては、【エンディングノート】で死後の事を考えよう、と言っても、

ご病気が発症し、

食べるものも食べることが出来なくなり、

やがて動くことさえままならなくなり、

死に向かう姿

そういったお姿を目の当たりにする機会が少ない事だったり、自分が元気で何不自由なく生活していると気付きようが無い事実では無いだろうか、と感じてしまいました。


「【終活】について難しい問題が出てきたなあ!」と、思いましたがこの記事からの〈気付き〉を活かして、私は次の様に考えてみました。


【人生設計が豊になるエンディングノート】を作成しよう!


今、スタッフと共に鋭意作成中ですのであらためてご紹介出来ればと思います。今日もご拝読いただき、ありがとうございました。   感謝

もしもよろしければ皆さまのサポートを頂けたらとてもありがたいです。