大切な人をいつまでも感じていたい人に。手元供養について。
近年のお葬式の内容は供養の方法も含めて凄く変化しています。
お寺様の供養を必要としない無宗教でのお葬式や近親者のみでお葬式を行う家族葬、墓地を必要としない散骨など…
私が葬儀社として思うに、多くの方がこの様にお考えでいらっしゃるのかなぁと思います。それは…↓
【後に残された人に出来るだけ迷惑をかけたく無い。】
私たちがよくお伺いする言葉です。
このことに関してはまたあらためてお話しするとして、変わりつつあるお葬式や供養の手段としてご相談をお受けするのが、
【手元供養】
なんです。
【手元供養】とは、故人様のご遺骨の一部を何らかの容器に入れて、自分の身近な場所に置いておく、供養の手段です。仏教的な観点からすると賛否両論あるかもしれませんが私、個人的には必要とする方にはお持ちいただいて問題は無いと思います。
【手元供養】と言っても実は沢山のカタチがあります。
小さなお骨壺の様な形状でご遺骨の一部を収め、残された人の身近なところへ置いておくもの。
ペンダント状の容器にご遺骨の一部を粉骨して容器に収め、いつも身につけて置く様なもの。
ご遺骨の一部を粉骨し、さらに専門の業者様に依頼してご遺骨の炭素からダイヤモンドを作り、ジュエリーとして身につける事で故人様を身近に感じていただくもの。
まだまだ他にも様々な手元供養の商品が出ております。
その中でも私がオススメするものを今回はご紹介させて頂きますね。実は!私の知人でもあり代々の陶芸家の子孫である彼が作るこの作品。最近はこの商品をご覧頂いたお客さまよりご注文頂く機会がふえました。
桜の花びらを立体的に表現した素晴らしい作品。私はこの方の作品を見たときに正直震える思いと巡り合えた事に大変嬉しく思いました。
彼は陶芸家ですのでこの様な手元供養だけでは無く様々な陶器も作っております。最近では彼の手元供養やお骨壺等は人気を博している様です。
私は生前中に彼に漆黒のお骨壺を作ってもらいたいなぁと思っております。ちなみにこの手元供養のお値段は50,000円(消費税別途)です。かなりいいお値段のこの作品ですが、作者からすると相当な手のかかる工程を得て出来上がるこの作品は、製作期間が約3ヶ月かかります。
大切な方を身近に感じていたいと思う気持ちがある方にとって救いとなれば幸いです。
福岡県糸島市にある私の葬儀社はこちらです↓