Facebookのアカウントは、死後どうなる?追悼アカウントについてのお話(デジタル終活)。
今日は今、鋭意勉強中のデジタルデータについてお話させて頂きます。
葬儀社の観点から終活を学びはじめたこの私。
近代的になるにつれさまざまなものがデータ化され、スマートフォンの普及によりもはや一人一人に欠かせなくなった画像やsns、金融資産などのデジタルデータ。
snsとして世界中で利用され、私もよく利用しているFacebook。このFacebookのアカウント保持者本人が死んでしまったらどうなるのでしょう?
Facebookアカウント所有者がお亡くなりになった場合
2020年7月現在となりますが、Facebookは死後もそのまま残ります。アカウント自体は相続財産では無く一身専属とされる為に相続人が亡くなられた方のアカウントを引き続き使用し続ける事は原則出来ないものとなっております。
ただし、一身専属とは言え私にとっても長い付き合いとなっているFacebookの投稿はもはや私が私である事を認識できる大切なツールのひとつだと思っており、どうにかならないものかと思っておりましたが、、、
既にこの様なケースについてFacebookでは対応策が講じられています。
Facebookの追悼アカウント。
Facebookには、【追悼アカウント】なるものがあり、
本人が生前に予め自身の死後に友人や家族にアカウントの管理を指定していた場合にはその方が本人の追悼アカウントを管理する形で引き継がれます。
ただし、追悼アカウントへの生前の投稿の編集や削除などは一切出来ません。ただし追悼アカウントとして新たに書込みや書き込みの削除などは出来ます。
そして、追悼アカウントとは、生前のアカウントと全く同じものではなく、その方がお亡くなりになって初めて複製されるまったく別物としての存在となります。とはいえその方との思い出をあらためて見てみたいなどまさに追悼という言葉にふさわしい扱いで、さすがはFacebookだなぁと感心してしまいました。
私も個人的には生前に追悼アカウント管理者を決めておき、数年は残しておきつつもある一定の期間が過ぎた際に抹消出来たらと思いました。(2020年8月5日現在ではこの追悼アカウントに設定すると削除する事は出来ないそうです。)
もしも生前に追悼アカウントについての設定をしていなかった場合は?
…と皆さんはこう思うでしょう。(笑)
しかしご安心ください。そんな場合に備えてもきちんと引き継ぎあるいは削除出来る様になっております。
具体的な方法は次の様な流れです。
その方の死の事実を知る、友人あるいは家族よりFacebookへその方の死を報告し、Facebook側に承認されると追悼アカウントの管理、あるいは削除が出来る様になります。
ひととおりの事は分かったでも人のアカウントを維持管理する事や申請したりと何かと手間がかかるのが億劫だという方もおられるでしょう。そんな方には…
デジタル終活の専門業者さまがいます。
まぁ正直私が得意にしようとしているのでこれ教えちゃうとネタバレみたいになりそうですが。汗
この方は私のデジタル遺品についての先生です。古田先生は定期的にデジタル遺品のアドバイザーを目指す方への講座を開いておられます。あえて言うならば福岡県糸島市以外にお住まいの方、ご興味がおありでしたら私からもご紹介しますよ。
えっ?なんで福岡県糸島市以外かって?それは、糸島市ならば私がいるからですよ。(笑)
後悔のない、素晴らしい人生を歩きましょう。
私の勤める福岡県糸島市の葬儀場はこちらです。