小樽散策再び〜聖地巡礼〜①
2日目の朝は初日の疲れもありスロースタート。ホテルにはコンビニが隣接していてロビーと繋がっているため、軽い朝食と温かいコーヒーを買って出かける準備をしながら食べた。11時には出たいねと目標を決め支度をし、フロントに鍵を預けていざ出発。2日目も爽やかな青空だ。
昨夜歩いた狸小路を抜けて行ってみようとアーケードを歩く。
北海道ガチャ多くない?と娘②が言う。確かにアーケードのあちこちにガシャポンがいくつも並んでいる。どこでやっても同じなのは分かっているけれど、記念にやってみよう、と回してみた。出たのはこちら。
寄り道してると時間ばかりが過ぎる。早く小樽に行かないと回れなくなるかも。と先を急ぐ。
アーケードを抜けると路面電車が見えた。私の住む市にも路面電車が走っているので急に親近感。車と並走したり交差点とか初めての人は色々戸惑うよね。
札幌市駅からまた小樽に向かう。昨日歩いたばかりだからスムーズに行ける。彼女のおかげだ。
相変わらず乗る人は多かったけれど今度は窓際にいたので海がよく見えた。まさか今日も海を眺めながらこの電車に揺られるとは思わなかったな。昨日は「私」で行った小樽だけど今日は「私+母」で向かう小樽。
知らない駅の名前、知らない街並み、知らない海。ほんとは聞いたことのある駅名。その土地の名前なのか駅名だけなのか他にも同じ名前の駅があるのかも何も分からないけれどとても印象的で素敵だと思った。
通り過ぎるひとつひとつの駅や景色、こうやって色んなことが通り過ぎていく。楽しいことも悲しいことも不安なことも笑っちゃうことも。海の青も色んな青がある。窓から見えてた海を少しだけ。
そんなことをぼんやり考えていたら小樽に着いた。
ホームにある「るたお」の駅名を指差し、LeTAOって小樽なんだって。とよく分からない説明を娘たちにするけれど、ふーんって感じだった。
今日はカフェには行かない。そのまま坂を下り商店街の方を目指す。途中のソフトクリーム屋さんで目ざとく娘①が「ひとつはここだと思う、帰りに撮る」と言った。私には全然分からなかった。観察眼さすがです。
途中線路の所にさしかかり、これだよね!
早速推しのアクスタと一緒に景色を撮り始める。どの辺りなのかもかなり重要らしく、あーでもないこーでもないと言いながら。どうせなら自分も同じようにして撮ったら?とパチリ。
こうして聖地巡礼が始まった。
そんなことしたことが無かったので意外とおもしろいなと思いながらはしゃぐ娘たちを眺める。
まだ1ヶ所しか達成していなのに娘②が空腹を訴え始める。こうなるとなかなか進まない。とりあえず娘②のお腹を満たさなければ。
昨日色んなこと聞いたから、あれもこれも食べてみたい!結局好き嫌いの激しい娘②が食べられるものを求めて商店街を彷徨うことになる。