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Libryに入社し6か月経って思うこと-未来編-

前の記事では、私が習っている剣護身術との共通点もあってLibryへの入社を決めたことについて、その前の記事では、入社後に一番印象に残っている仕事について書きました。

この記事では、今後取り組みたいことについて書きます。

ライフとワークの一致

繰り返しになりますが、Libryで働く日々は楽しくて仕方ないです。
医療や福祉の分野の用語で、最近では一般的に使われるようになったQuality of Life(QOL)とは、日々の「生活」の積み重ねとして立ち上る「人生」の質のことを言うのだと思います(英語のLifeには両方の意味がある)。
その意味で、Libryへの入社を後押しして下さった剣護身術の黒木代表が仰った通り、「人生の質が上がっている」と実感しています。

何がそんなに楽しいのかと言いますと、世のため人のためになることをする、という点で「ワーク」と「ライフ」の方向性が一致していることです。

黒木代表の下で護身術を学んだ結果、Libryへの入社と時を同じくして、護身術のインストラクター資格を取得するに至りました。
それによって、人のために何かしたい、自分が価値を感じるものを世に広めたい、という思いが仕事でもプライベートでも自分の原動力になり、「ワーク」(=仕事)と「ライフ」(=プライベート)を切り分けたり、「ライフ」のために「ワーク」したりする必要がなくなりました。
常に「やりたいことをやっている」「遊んでいる」という感覚です。
こう書くといい加減なように見えるかも知れませんが、自分の中では逆で、「遊ぶ」からには「命を懸ける」のであり、仕事で遊ぶことができるのは非常に幸運なことだと思っています。

歴史に立ち会っている感覚

もう一つ、LibryのCEOである後藤さんが放った言葉は非常に印象に残っています。

後藤さんは、小学校5年生の時にテレビで見たドキュメンタリー番組をきっかけに、自分の使命は「世界平和に貢献すること」だと感じ、その思いを持ったまま高校、大学で色々な勉強をした後に、大学院在学中に今のLibryの前身となる会社を設立された方です。
会社としてのビジョンである「一人ひとりが自分の可能性を最大限発揮できる社会をつくる」ことを本気で考えています。

この純粋さ、バイタリティ、そして夢を現実にするためにロジカルに事業を推進するスマートさを私は尊敬しています。
後藤さんは私より2~3歳年上で、ドキュメンタリー番組に感銘を受けた小5の後藤さんが近所に住んでいたとしたら、兄貴分として慕っていたことでしょう。

そんな親しみを込めて、心の中では「ごっちゃん」と呼んでいます。
CFOは「櫟木先生」、COOは「浅野先生」、CEOは「ごっちゃん」。
なんとなく、今度謝っておこう。

話を戻して、後藤さんはある会議の中で「Libryは塾の中の〇〇塾を競合とするのではなく、「塾」や「家庭教師」と並ぶようなジャンルにしたい!」と仰っていました。

これは、沖縄(琉球)の秘術であった空手(唐手)を明治期に日本全国に知らしめた伝道者の一人である船越義珍先生が仰った言葉と非常によく似ています。
船越先生は琉球で生まれ育ち、ご自身が修行した唐手の演武を初めて東京で披露した際、観覧席にいた嘉納治五郎先生から、柔道の打撃技術向上のために「講道館(嘉納先生の道場)で空手を教えてくれ」と打診されますが、これを断っています。

嘉納先生と言えば柔道の創始者であり、当時の教育・体育業界の大物で、その傘下に入れば一定の地位が確約されるような存在です。

それでも船越先生は断りました。
空手を「柔道」の一部門ではなく、「柔道」や「剣道」と並び称される武道にしたいと考えたからです。
その結果として、空手はオリンピックの競技種目にもなるなど、柔道と並ぶ武道、ひいては国際的なスポーツになったことは、現代を生きる我々の目には明らかです。

黒木代表も、剣護身術を柔道、剣道、空手、合気道と並ぶ存在にしたいと仰っていました。
武道雑誌の『月刊秘伝』に取り上げられるなど、既に護身武術・武道の世界では第一人者になっています。

歴史を作るのは、後藤さんや黒木代表のような人達なのだなぁ、と思います。
そんな方々を間近に見ていられるのも幸せなことです。

世の中を照らす光

ようやく自分が今後やりたいことについて書くことができます。

最近、国内外で紛争や感染症、貧困や犯罪など、とにかく暗いニュースを目にすることが多く、未来に希望が持てなくなる時があります。
「世の中を照らす光が少ない」と感じます。

私自身がその光になれるかというと、資質的に多分無理です。

でも、私の周りには「世の中を照らす光」になれる人がいます。
それが剣護身術の黒木代表であり、LibryのCEOの後藤さんです。

お二人とも、事業を通して「人生を自分らしく、強く、そして楽しく生きること」であったり、「未来は明るく、無限大の可能性が広がっている」ということを世の中に知らしめる、まさしく「光」です。

私自身は「光」にはなれませんが、私の周りにある光を増幅させ、世の中に届ける手助けはできる、それが自分の使命であると思うようになりました。

そう思った矢先、仕事の上では情報発信をパワーアップする業務を担当することになりました。
「光」を世の中に届ける、直接的な動きをすることになったのです。
護身術の普及についても、既に動き出している、またはこれからやりたい活動があります。
今以上に、これからの人生が楽しみです。

人生のライド感

Libryへの入社から今後やりたいことに至るまで、過去の自分では想像もできないような考え方や発言を当たり前のようにしていたり、自分のコントロールの範疇を超えた「流れ」に乗っているような感覚があります。
実際に、昨年末に付き合いの長い知人(前職時代の同期にして親友)と話をしたところ、別人のようだと驚かれました。

そうしようと思ってしている訳ではないのですが、今の状態はなんとも心地いいです。
自分の本当の願望って、実現するまで案外自分ではわからないものなのかも知れません。
それでも、心の底では強く願っているからこそ、願う方向に勝手に進むのでしょう。

そんなこんなで、とにかく楽しく生きている、ということを結びとしてこの記事を終えます。

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