
無常という事 徒然なる儘に
雨が降っている
空気は冷え切り澄んでいる
私はストーブの前にいて
足元では
炎のあたたかさと 風が連れそう冷たい空気とが
追いつき追い越せ 競っている
小林秀雄を読んでいる
何百年、何千年、この先何万年くらいのことだったら
人間は何も変わらないのかもしれない
同じように “ 現代 ” を嘆いて 各々の距離感で暮らしいていく
わたしは幾らかのかっこいい先人を見つけ
そんな先人たちに学びを乞うて
わたしなりに日日よく考えて生きていく 暮らしてゆく
人人の心配などしている暇はなくて、その必要もなくて
唯、私はわたしを生きていく
心配なら勝手に心配すればよい 余分に心配する必要はない
皆が 各々に 抱え切れぬほどの問題を背負っている
私が何も心配しなくとも
わたしは わたしの信じることものをそばにおいて
よく考え、まっすぐ生きていれば大丈夫
よく悩み、まっすぐ生きていれば大丈夫
そう信じられる自分でいようと思う
1127