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心の傷むこの地球で

好きなお店がSNSでパレスチナの話に触れていて
考えすぎて無力感に溺れないこと
それでもとにかく考え続けること
と発信しているのを見た

ちょうど
日本国憲法の生いたちについて書かれた本を読んでいるのだけれど、
ゆっくり考えてみた
無力感に溺れないように

心苦しい知らせが続く世界で私たち日本人が出来ることは
武力を放棄してもなお この世界で平和に暮らし続けること
これしか無いのではないかと思った

この気持ちがこぼれ落ちる前に
どこかに書き留めておかなければ
と慌ててnoteを開く

さらにこれは人間関係のもっとも進歩した観念に完全に対応したもので、一種の折衷的憲法であり、実質的には知的で正直な人間が称える数個の異なった政治哲学の混合である。
条項の最初に述べられているものは、国家の主権の発動としての戦争を除去し他国との紛争解決の手段として暴力による脅威またはその使用を永久に廃棄し、さらに将来陸、海、空軍またはその他の戦争能力を承認すること、あるいは国家がいかなる交戦権をもつことも禁止している。 |  マッカーサー

『日本国憲法』 -日本国憲法の生いたち- 宮澤俊義

本人たちの意思には関わらず、
武力による解決方法しか選択できていない人々に
戦争能力に頼らない平和を証明し続けることは
この地球上どこを見ても、このちっぽけな日本にしかできないことであって
日本のあるいは日本人の存在意義のように思える。

また読み終えたら気持ちは変わるのかもしれないけれど、
武力戦争の恐ろしさを知らない現代の日本人だからかもしれないけれど、

私は心の傷むこの地球で
強い意志のもと平和に暮らし続けていたい。

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