「やりきる」「やりぬく」「やりとおす」
朝、Xで上記のポストを見て、食料品の買い出しには、性格が表れると思ったのです。ちなみに私は…
食材を無駄にしたくないのです。
使い切ることに喜びを感じます。
私は、料理が好きなので結構つくります。
朝から使い切るということを考えていると、
食材を無駄にせず、使い切ることも大切。
そして、私たちの才能や能力も出し惜しみせず、
使い切るというか、出し尽くすことも大切だと思いました。
才能や能力は、出し尽くすことによって、
新たなステージにいくというか、
さらに開花する…。
だから、出し惜しみなくやりぬこう!
と、考えていたら、
「やりきる」「やりぬく」「やりとおす」、
こ言葉の意味が急に気になりだしたので、
自分なりに考察してみました…。
「やりきる」「やりぬく」「やりとおす」、
どれも動作の完了を表す言い方ですが、
それぞれぴったり使える場面が少しずつ違うように思います。
①今月の給料を使いきりました。
②辛いトレーニングに耐えぬきました。
③徹夜で仕事をやりとおしました。
①今月の給料を使いきりました。
「~きる」は、ある一定の数や量、期間を「すべて~する、最後まで~する」という意味を表します。
②辛いトレーニングに耐えぬきました。
「~ぬく」も「~きる」と同様「最後まで~する」という意味で使われるのですが、こちらは「苦労や困難を伴う」という条件が付きます。大変な思いをして最後まで~する、という意味合いが強く出ます。
③徹夜で仕事をやりとおしました。
「~とおす」も「最後まで~する」という意味ですが、前の二つとは少し異なり、「動作の継続性」を表す言葉です。
上記をふまえて、動作の完了を表す「やりきる」「やりぬく」「やりとおす」の三つの使い方について、「どれが大変でしょうか?」という視点で考えると、どんなことでも「最後までやる」というのはそれなりに労力の要ることですが、その中でも特に「やりぬく」を使うと、「大変だけれど頑張って最後まで~する」という意味が伝わります。
そして、「自分らしく生きる」と言う視点でこれらの言葉を考えると、
「やりきる」という言葉には、何か切迫感を感じます。
「やりぬく」には、何か覚悟が求められる感じがします。
「やりとおす」には、自分のペースで何かできそうな感じがします。
つまり、「自分らしく生きる」と言うのは、
「動作の継続性」なので、
私は、「やりとおす」という言葉に心が惹かれます。
自分に無理なく出来ることに心を込めて積み上げ、身近な人を喜ばせる。
「自分らしく生きる」ために、やりとおしたい。
ということを考察してしまいました…。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。