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傾聴・共感・受容する…

自分の本当の気持ちを言葉にしていないのに、

自分の気持ちに気づいて欲しい…。

基本的に無理なんです。

しかし、自分が本当の気持ちに気づいていない場合がある。

うれしいなら、「うれしい!」、

悲しいなら、「悲しい。」と言えばいいのですが、

何故か真っ直ぐに自分の気持ちを表現できないことがあります。

私たちは、小さな頃の体験に基づき、

無意識に自分の感情を素直に表現できなくなっていることがあります。

だから、相手の話を聴く時は、

自分の価値観で相手の話を判断せず、

相手が言葉にしたことを一旦保留し、

すべてを並べて、矛盾していることを見つける。

その際に大切なのは、

相手の立場に立つこと。

相手の話に共感すること。

いかなることでも、相手のことを尊重すること。

そして、誠意を持って相手に尋ねる。

「今のお話しは、私には、〇〇のように感じますが、いかがですか?」と…。

もしくは、

「何があなたをそこまで頑張らせるのですか?」と…。

すると、

相手は、「えっ!?」という言葉とともに、

自分の本当の気持ちに気づきはじめる。

ここからなんです。

相手が自分の本当の気持ちに気づくスタートラインに立つというか、

立ってしまうのは。

自分の口にした言葉と、

自分の本当の気持ちの矛盾に気づくのです。

私たちは、自分の気持ちの矛盾というか、

一貫性が保てない状況に気づくと、

それを是正せずにはいられなくなるのです。

「相手の立場に立ち、共感する。」こと。

そして、

「無条件に相手を信じる。」こと。

「相手は、人生の主人公で、自分の人生のハンドルを握るんだ。」と思うこと。

人は、自分が無条件で信じられていると感じる時、

限界を突破し、無限の可能性を発揮する。

たとえ、世界の全員が敵だとしても、

たった一人でいいのだ、

自分無条件で信じられていると思える人がいるだけで、

人生は変わるのだ。

そのために、

相手の立場に立ち、

相手の話を、傾聴し、共感し、受容する…。

人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。