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私たちを幸せにする鍵「関係価値」

私たちは、小さい頃、自分が持っているおもちゃなどを自分の宝物のように大切にしていた。

小さな人形をいつも持ち歩き、汚れてしまってもそれを大切にしていた。

汚れてしまって、ボロボロになって「捨てなさい。」と言われてもそれを大切にしていた。

大切なものをまっすぐに大切にしていた。

大切にしていたもの、それは、人形そのものよりも、その人形と共にした時間や人形との関係性。

関係性にこそ価値を見出していたのだと思う。

関係にこそ価値がある。

これが、私たちが幸せに生きるための鍵になる。

私たちは、小さい頃、その大切なことにすでに気づいている。

しかし、私たちは、大きくなると、そのことを忘れてしまう。

関係価値の代わりに、使用価値という概念を身に着けてしまう。

誰かと一緒にいることで、その人を利用するというか、使用することで、自分に利益を誘導しようとしたり、自分の立場を守ろうとしたり。

その象徴的な言葉が「使えねえ!」

「あいつは、使えねえな~。」なんてことは、仕事をしているとよく聞く言葉である。

他人と関係を築く前に使用価値を探るのだ。

使用価値があると思うと、相手と関係を築こうとするのだけど、

使用価値があるという条件付きの関係であるから、

その相手との関係には、実は価値はない。

私たちが幸せになるための関係価値はそこにはない。

自分に関係がある人の顔を思い出して欲しい。

その人たちは、本当に関係価値のある人でしょうか?

その人たちのために時間を費やしているでしょうか?

ボロボロになっても大切にできるのでしょうか?

使用価値よりも、関係価値。

大切なものをまっすぐに大切にして生きていきたい。

それが、幸せにつながると思うから…。

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あり方探求ライフコーチ”てつ”
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。