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まずは、一人ひとりが自分自身を満たしていく

私、仕事中毒だった頃がありました。

その時は、何の疑いもなく、
会社のため、全体のため、社会のためと思い頑張っていました。
頑張れば幸せになれると信じていました。

しかし、最近は、(ちょっと誤解が生じるかもしれないけど)

会社のため、全体のため、社会のために何かをしようという言葉を
あまり信じないようになりました。

確かに必要な概念なんだけど、

全体がよくなることで、
個人が満たされることはないと思うようになったからです。

まずは、一人ひとりが自分自身を満たしていかない限り、

全体は、良くならないと思うようになったからです。

全体のためという言葉がまかり通るようになると、

どうしても、個人が尊重されなくなるのです。

そんなことを考えていると糸井重里氏の言葉が目につきました。

ぼくは、じぶんが参考にする意見としては、
「よりスキャンダラスでないほう」を選びます。
「より脅かしてないほう」を選びます。
「より正義を語らないほう」を選びます。
「より失礼でないほう」を選びます。
そして「よりユーモアのあるほう」を選びます。

そうそう、これなんですよ。

全体のために、という言葉が前面に出はじめると、

スキャンダラスなことが選ばれるし、

脅しが使われるし、

正義が語られるし、

個人が尊重されなくなるから、失礼なことが多くなるし、

そして、ユーモアが無くなる。

人を尊重する、人を大切にするマインドがコーチングであり、

人の行動を操作することなく、

自分が人生の主人公と思えることがコーチング。

このような信念が、全体のためを押し付けることに心が反応して、
心がザワザワするのだろう。

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あり方探求ライフコーチ”てつ”
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。