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全体と部分
「全体」は必ず「部分」に分解できるが、
「部分」をいくら集めても決して「全体」にはならない。
例えば車を分解するとスペアタイヤを除き、タイヤは4個。
車にはタイヤが必要だからといって、タイヤを6本集めても意味がない。
戦略と戦術も同じである。
戦術を揃えたら、魅力的な戦略となるわけではない。
それなのに、どうしても仕事をする時には、
「部分」「戦術」にこだわることが多い。
それは、過去のビジネスモデルによるものだと思う。
大量生産・大量販売のビジネスモデルが成り立っていた時は、
戦略がなくても全ての企業が勝ち組みになれた…。
今までやってきた延長線上で効率化を追求すれば、
売上や利益が十分確保できたからです。
つまり、大量生産・大量販売のビジネスモデルという戦略が、
働いていたから、個々の企業に戦略がなくても、
勝ち組みになることができたのです。
しかし、今は違います。
同じことをしていても、どこで違いを出すのか?(戦略)
そのために何をするのか?(戦術)
これが大切なのです。
言い換えると
「全体」と「部分」
なのです。
だから「戦略」が決まらないと「戦術」定まらない。
話は変わりますが「就職」もよく似ています。
「戦略」、自分がどのように生きて幸せになるのか?
この問いが明確でないと、
「戦術」、就職先が決まりにくいのです。
一般的に言われる「大企業」に就職したから、幸せになれるという神話は、
大量生産・大量販売のビジネスモデルとともに崩壊している。
「ファッション」も
「戦略」、秋の装いというテーマがあるから、
着る服が決まる。買う服が決まる。
「病気の治療」も、
自分の食べたいものを食べ、
自由に家族とともに楽しく過ごすという、想い願い、
つまり「戦略」があるから
リスクを背負っても治療方針が決まる。
「戦略」とは「何のために?」と、
言い換えて考えるとしっくりくる人もいるかもしれない。
「戦略」が決まれば「戦術」は自ずと浮かびあがってくるのだ。
「何のために?」このシンプルな質問が結局一番大事!
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