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「何でもデザイナー」としての、ブランディングを振り返ってみた。

数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。

Liall.のshibutyaです。

今回はデザイナーから派生して「ブランディング」のお話をしたいと思います。
そもそもブランディングってなんぞや?横文字な苦手な私はある日、思い立って調べてみました。

「ブランド」を形作るための様々な活動を指して使われる言葉…だそうです!

わかりやすい解説はこちらから↓

簡単にいうと「うちでは、こんな商品売ってんで。よう覚えときや。」みたいな感じでしょうか。

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(この商品はメイン!)

0.「何でもデザイナー」shibutyaの場合

キャッチコピーは【あなたの「やりたい」を叶えます。】です。

「こんなデザインが頭の中に浮かんでいるんだけど、うまく自分の手では表現できない」
「昔からの夢でこんなのが作ってみたかったんだけど、自分一人では実現できないから、デザイナーさんに助けてほしい」
「今世界に無いこんな商品を作りたい。」

あなた自身の「やりたい」を叶えるお手伝いをしたい、という思いからこのコピーにしました。このコピーを考えるまでに1週間ぐらい唸りながら考えていたような気がします。(あまりにも考えすぎて時間感覚が無くなっていました笑)

様々なやりたいを叶えるためには「幅広い技術力」が必要です。そのため、片っ端から齧って作品を作って、また新しい事に挑戦してを繰り返し、そうこうしているうちに「何でもデザイナー」という肩書きを使うようになりました。これも唸りながら考えました。

(悩み抜いて生まれたアイデアは絶品…!)

一例としてボツ案にしたコピーはこんな感じです。
・ブラック企業出身。webデザイナーとして再起動▼
・ものづくりで世の中を「面白く」する。
・あなただけのデザイナー。

これ以外にもかなり沢山候補がありました!
私の頭の中にいる「鬼ディレクター」のジャッジにより、上記のキャッチコピーになりました。「自分の軸がブレないようにする」という意味でも、キャッチコピーやコンセプトを資料として持っておく、あるいは自分のwebサイト内に分かりやすく記載しておくというのも良いかもしれません。

1.「誰に」「何を」「どのように届けたいか」を決める。

(届けたい、この想い。)

これは自分自身も過去に失敗をしてきたことなのですが、デザインを行う上で、またSNSを発信する上で「ブレる」ことがよくありました。
特に困った部分は「SNSの運営」です。過去に企業にて広報をしていた際は、既に何万フォロワーもいる状態でアカウント運営を任されたため、一定数のお客様やインフルエンサーの方から情報が拡散されていました。そのため、特にファン集めで苦労することもなく、基本的に商品の「最新情報を発信」をしていれば自然とファンが増えていく状態でした。


ところが一からアカウントを運営するとなると、まずは「知ってもらうところ」からスタートする必要があります。スタートアップですね。
このままでは知識と実践が足りなさすぎると感じ、SNS運営を一から学び直そう!と思い、複数冊書籍を購入しました。
(購入した書籍はこちら!)


Liall.のTwitterアカウントを複数メンバーで運営していますが、私は「デザイン全般のお役立ち情報を発信する」という軸を持って現在も発信を継続しています。メンバーと一緒に発信を続ける事で現在350人以上のフォロワーさんに見て頂けるまでに至りました。(2020年6月6日時点)この運営方法はメンバーで相談し「どのような情報を、どんな人に届けるか」を相談を重ね、決めながら常に流行などに合わせて発信しています。(下は一例です)

一人でも多くの「駆け出しデザイナーさん」や「webやデザインの勉強を始めたばかりの方」にお役に立てるような情報をチェックし、分かりやすい形で言葉に。さらに出来るだけ多くの人に届けられるように「時間帯を調節」するなど、ツイート一つでも考えることは沢山あります。そのためには日頃からの「良質なインプット」も必要のため、毎日やることは盛りだくさん!このような「小さな積み重ね」があり、一つ一つブランド構築しています。
「ブランディングは一日にしてならず!」

ちなみに私の個人アカウントはこちら。

一言でお伝えしますと、Liall.として・個人としての「何でもデザイナー」の在り方を変えて運営しています。例えば、個人アカウントでは「デザイン情報」だけでなく、割と「モチベーション」や「趣味(イラスト作成)など」、より自分らしい側面から運営をしています。稀に私自身の趣味丸出しでツイートしていることもあります。(このゲームが面白そう、今期のアニメのこれが気になるなど)フォロワーさんもデザイナーさんだけでなく、他の業種の方も沢山います。

要するに、shibutyaという「自分自身」に興味を持ってもらい、共感する・されるアカウントを目指している感じです!「このデザイン面白いんだけど!」→「わかる!」というような流れを沢山作るのが目的です。自分自身が「好きなもの」や「得意なこと」に共感してもらえると嬉しい気持ちになるじゃないですか!そんな感じです。

2.ブランド・アイデンティティを決める(差別化をする)

これはチーム・個人両方の側面から自身が決めていることですが、「お客様のやりたいことを全て実現する」というスタンスを取っています。

ディレクション担当藪内から見たこちらの記事も必見です!

これは納期的な問題の話ではなく、どちらかというと技術的な話です。

例えば、お客様が「チラシを作りたい」とお話されたとします。
一つの納品を行うと、「やっぱりこここうして欲しいわねぇ」となり、修正をします。
すると「これも良いわねぇ。次は…」というようにエンドレスになる可能性が出てくる訳です。これを「無限修正の法則」と私は呼んでいるのですが(良い言葉がどうかはわかりません笑)、こんなことはザラにあります。現場でも普通にあります。

あらかじめ「修正回数は3回までで以降は料金を頂きます」という方法を取ることが一番合理的でリスクヘッジできるのですが、私は基本修正回数を超えてもさらっと修正することが多いです。10回ぐらいまでは普通に「無料」でやっています。
これを行うのは「お客様に大満足してもらいたいから」という動機があります。

「お客様がそこまでこうしたいと言うのには必ず理由があるはず」
→「そのモヤモヤを伝えたいけれど、お客様自身もどのような言葉で表現したらうまくデザイナーに伝えられるかわからない(修正後イメージが湧かない)」
→「修正回数が増える」

と言う流れだからということが、想像できるからです。
もちろん修正回数が少ないことが一番ありがたいですし「一発でお客様の思い通りのデザインができた!」と自信に繋がりますが、これは本当にレアです。
そのようなことも含め、「お客様のやりたいを叶える」までおともするデザイナーとしてこのスタンスを貫いています。お手伝いできることは何でもやりたいですからね!

過去の記事で私が「ポンコツ社員」から「何でもデザイナー」に進化した過程を紹介しています!


併せてもう一つ軸としていることは「お客様に値段を決めてもらう」ことです。

上記の記事内で紹介しているのですが、初めて「結婚式の動画編集」を行なった際、当初の予定ではお金を頂かず、お仕事をする予定でした。というのも「実務経験」も「実績」もなかったため、純粋にスキルに自信がなかったというのがあります。
このように「スキル的に不安」という場合は「こちらが値段を決めず、相手の思った形で表現してもらう」という感じにしています。良い意味で「これだけ費用を支払ったのに、こんなもんか」と残念に思うトラブルを避けられたり、作る側は「思い切ってやってみよう!」と値段を気にせず「もののクオリティの向上」に集中できるのでおすすめです。

またチーム内では「このデザインを見て欲しい」「チラシを作って欲しい」などの場合は基本的に値段は頂いていません。(印刷費などの諸経費は別ですが笑)これは「スキルシェア」という形で、「自分が困った時に助けてもらえたら良いや」ぐらいの気持ちがあるからです。このノートをご覧いただいている皆様からの気軽な相談もお待ちしております!

3.お客様のやりたいことを叶えます。

いかがでしたでしょうか?
「できることは全部やる。」精神で今まで突っ走ってきましたが、そのおかげもあり沢山の方とのご縁が増えました。Liall.でも個人としても、「繋がり」が増えるということは嬉しいものです。

これからも、やりたいことの実現に協力してほしいということがありましたら、
ぜひ、Liall.までご相談下さいね!

記/shibutya

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