LHH 女性活躍推進プロジェクト~社員が自信を持って自分らしく働くための環境づくり~
こんにちは。いらっしゃいませ!LHH Branding & Marketingの木谷です。
今回は、2024年の女性活躍推進プロジェクトのリーダーを務める白川都さんにその目的や今後の活動について伺ってきました。LHHのD&Iについて知りたい、LHHへのjoinを検討している、といった方に役立つnoteとなっています。
LHHの女性活躍推進プロジェクトとは
ーー白川さん、今日はどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、LHH Japan内での女性活躍推進プロジェクトの立ち位置について教えていただけますか?
白川:LHH Japanでは毎年3つのKGI(Key Goal Indicator)が年度初めに設定されます。そして女性活躍推進プロジェクトは業績に直結するKGIではないものの、KGIに次ぐ重要指標として設定され、LHH事業部内からリーダーが立候補し、組織横断でプロジェクト化して自主的に年間目標と活動を決めています。
ーーつまり、社員による社員のための活動!
LHHは社員が活躍するための環境づくりに本気ということだと感じました。
白川:求職者様の活躍を後押しする私たちがイキイキと働くことは大切ですから!
今年の女性活躍推進プロジェクトのメンバーは私を入れて5名で、D&Iの観点から男性にも入っていただいています。
女性活躍推進プロジェクトが目指すこと
ーー白川さんはどんな想いでこのプロジェクトをリードされていますか?
白川:LHHで働く女性に、自信を持って働いて欲しい!と思って活動しています。
これまで多くの、特に若手女性社員からの「女性特有のライフイベントがある中で、この組織で働き続けられるか、漠然とした不安がある」といった声を耳にしてきました。それは、子育てをしながらキャリアも積んでいる社員を知らない(知り合えていない)、横のつながりがないことが一つの要因ではないかと考えています。
ーー確かに、ここ数年で男女問わず子育て中の社員が増えました。子育て中だからこそ在宅勤務はありがたい反面、横のつながりは弱くなると言えそうです。
白川:また、他社を経て中途で入社した私から見ると、LHHはフルフレックス、リモートワークも可能と働き方の柔軟性が確保されていて、年齢や性別、新卒か中途かも関係なく、働きに応じて評価され、その方の力で活躍できる会社です。
だからこそ、ベンチマークになりそうな先輩の存在やLHHの働きやすさを知ってもらい、社員が不安に思わず「このまま頑張ればいいんだ」と、今よりのびのび自信を持って働けるようにしていきたいです。
ーー敢えて質問しますが「他社より待遇が良い、働きやすい」は「他社よりはマシ」になりがちな相対的な評価であって、我々の働きやすさを担保するものではないのでは?
白川:そういう面もありますね。ただ、他を知ることによって得られる知見もありますし、そして何より、何が働きやすさであるかは人によって異なります。
だからこそ、今年の女性活躍推進プロジェクトでは、社員へのアンケート等を通して多くの声を聴くことによって、何が不安の種になっているのかを把握し、改善の手がかりとしていきます。
ボトルネックを解消することと、これからお話するグループコーチングによって、毎年行われる働きやすさに関するサーベイ結果において、男女の差をなくしていく、というのが今年の女性活躍推進プロジェクトの定量的な目標です。
ーーということは、女性の数値が昨年は男性と比べて低かったということでしょうか。
白川:男女で分けるとそういった結果になりました。時代的に男女で分けるのはナンセンスかもしれませんが、女性の働きやすさが上がることによってD&Iが促進され、組織の生産性が上がることは様々な調査でも証明されているため、最終的にはLHH全体に働きかけている、という認識です。
グループコーチングの導入について
ーー先ほど出た「グループコーチング」について教えて下さい!
白川:女性活躍推進プロジェクトを進めるにあたり、能動的に取り組める方法を探す中で「これだ!」と腹落ちしたのがグループコーチングでした。
目的としては
①セルフマネジメントをする
②横のつながりをつくる
③不安を軽減する
の3つです。
ーーなるほど。具体的にはどんなことをして行くんでしょう。
白川:同じくらいのキャリアの女性社員4名が1グループになって、そこにファシリテーターが1名入ります。横のつながりづくりが目的でもあるため、課やチームが異なるメンバー同士となるよう、事務局として調整予定です。
第一回はチームで集まったらファシリテーターから概要を説明し、それぞれがありたい姿を思い描き、目標設定をします。これはチームでなく、個人で決めます。
その後は一週間に一度、テキストまたはオンラインMTGで今週の進捗等を共有していく、という手法です。オンラインMTGは50分ほど、2週間に1回を予定しています。オンラインとテキストでの進捗共有が交互に行われるイメージです。
ーー目標設定するとのことでしたが、どの分野の目標なんでしょうか?
白川:仕事の目標じゃないので安心してください。
ライフビジョンから、今年、今月、今週…とさかのぼって目標を設定するイメージです。資格や英語、習い事を目標に上げられる方もいますし、走るのが趣味の方は「今年は○○という大会に出る」ということを大きな目標にしてそこに対して毎週何をするかを決めていらっしゃったりします。在宅で仕事をする社員も多いですから、健康管理のために歩く、毎日ストレッチする、といったことも良いと思っています。
ーー良かったです!それなら私もできそうです(笑)ちょうど最近筋トレをさぼりがちなので、誰かに「やる」と宣言した方が良いと思っていました…
白川:まさに自分を目標に向かわせる力が働くのも良いところだと思っています。
社員同士が交流することも目的なので、受容を基本姿勢にしています。NGなしで、堅苦しくなく進められればと思います。
今年の2月から2か月間のトライアルで、8名の女性社員にグループコーチングを実施したのですが、アンケートでは下記のような声を貰いました。
ーーすべての感想が素敵なんですが、特に「自分に対して肯定的になれる」てすごく良いな、と思いました。自分を肯定的に受け止められたら身も心も軽やかに、仕事も頑張れそうです。
トライアルで目的に対して前進している実感が得られたからこそ、6月から他の社員にも展開していく、ということですね。
白川:はい。この6月からは、LHHに所属する女性社員のうち、希望者にグループコーチングを提供していきます。最初は他部署に人脈をつくろう、くらいのつもりで気軽に参加してもらえると嬉しいです。
ーー人見知りでも大丈夫ですか…?
白川:もちろんです!そもそも、LHHの社員は日々求職者様を受け止めていますし、ファシリテーターも良い仕事をしますので!
ーー「人が魅力」LHHですもんね。社員のみなさんにはぜひとも参加いただきたいです。
女性活躍推進プロジェクトのこれから
ーー年内はグループコーチングやアンケート調査を通じてLHHの女性活躍に関するボトルネックを探り、アクションに繋げていくといった方針だと受け取りました。
白川:はい。他には管理職の方向けのレクチャー等も開催検討中です。
LHH Japanで頑張る社員が、より自分らしく働くことができるよう、活動してまいります!
ーー白川さん、本日は誠にありがとうございました。またお話し聞かせてください!
白川:こちらこそありがとうございました!
ここまで読んで下さりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
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