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コンサルタントインタビュー:廣本万里~マーケターの転職はお任せ!消費財からデジタルまでマーケティング領域に強み~

これまでのご経験を教えてください

名古屋大学卒業後、2012年~、日系アパレルメーカーに入社。百貨店向け婦人服ブランドのスーパーバイザーとして50店舗100名程度の店長・販売スタッフを統括。
2019年~、Adecco group LHH転職エージェントで中途採用のコンサルタントとして、消費財クライアントを専門に転職支援をさせていただいております。

趣味や特技は

最近は、カフェ併設の本屋で、その日の気持ちに合った本を読んだり、国家資格の勉強をしたりしてます。
学生時代は、体育会系の部活を10年ほど続けていたのですが、全く今は運動してません。
5年前くらい前なら、頻繁に海外へ一人旅へいってました。インド、カンボジア、中国など。
インドに行っても捻じ曲がった性格は何も変わりませんでした。写真はニュージーランドのテカポ湖だった気がします。

オープンワールドゲームのパッケージ絵に採用できる

休日の過ごし方はどのようにしていますか?

子供の世話をして、その後、疲れて寝ています。

ストレス発散方法は??

なるべく早めに寝ます。
翌朝起きてまだ覚えていることについては、重要なこととして取り組みます。

現在のミッション、領域

コンシューマグッズ・サービスにおけるマーケティング職の採用については、どのエージェント、どのコンサルタントにも負けません。
他のコンサルタントとの違いは、一つの業界だけでなく、複数業界におけるマーケティングポジションの職務内容・特色を理解している点です。
具体的には、コスメ・ラグジュアリー・アパレル・フード・外食・エンタメ・家電の外資・日系グローバルを幅広くカバーしております。
勿論、プロダクトマーケティング・デジタルマーケティング・コミュニケーション・PRなどのマーケティング職種以外に、セールス・EC・事業企画などの職種も担当しております。

人材紹介業界を選んだ理由は?

80歳まで現役で仕事をしていたいと思っています。

前職からの転職活動の時、「成長分野であるIT業界なら食いっぱぐれないのではないか」と思ったこともありましたが、
私はどうしてもITに興味がもてず、「逆に、ITに取って代わられにくい『人』に関わるプロフェッショナルを目指せばいいのでは」と思ったことがきっかけです。

この決断の背景には、私の天邪鬼な性格も多分に影響していると思われます。

やりがいを感じるときはどんな時?

回答になってないかもしれませんが、正直、やりがいよりも自分の未熟さを感じる瞬間の方が多いです。

私たちは時に、自分よりもキャリアを積んだ求職者様や事業責任者の方とお会いして、仕事にまつわる様々な情報をヒアリングし、アドバイスすることを求められます。
また、人生やキャリアに大きな悩みや課題を抱えていらっしゃる求職者の方とお会いするケースも少なくありません。

そのような難しいシチュエーションに遭遇する度、「本当に自分が提供するサービスが満足いただけたのだろうか」と感じます。
自分が理想とするサービスレベルに向けて、反省と改善を繰り返す毎日です。

LHHの強みや良さを挙げてください

人材業界におけるグローバルカンパニーかつ、リーディングカンパニーならではの文化・教育・理念・ビジョンが存在し、そこを魅力に感じて集まる社員一人一人自体が、LHHの競争力だと思います。

コンサルタントとして大切にしている事

転職におけるリスク開示と、プロセスの透明性です。

-リスク開示
転職には不確実性が多く、どんな企業を選んだとしても、100%の正解はなく一定のリスクをはらんでいます。
希望する企業に転職できても、「こんなはずじゃなかった」と思われるケースもたくさんあります。
過去、私も結果的にそういった転職支援になってしまったことがあり、「当時、自分にもっと何かできたことは無かっただろうか」と今でも考えます。

そういった経験から、可能な限りプラスの情報もマイナスな情報もバランスよく提供しながら、求職者様に後悔ない意思決定をしていただけるように心がけております。

-プロセスの透明性
転職エージェントというサービスはブラックボックスなことも多いですが、選考前に今後のプロセスを明示したり、
お見送りだった際にはその理由をメールではなく電話で直接伝えるようにしています。
一つ一つ合意形成を図りながら、二人三脚の「パートナー」のような感覚で進めていけるようにしております。

強み(タレント力)を教えてください

質問力+仮説思考力です。

-質問力
新卒時代に、わからないことを聞かなくて失敗した経験から、後悔ないよう質問しています。
嫌がられることも多々ありますが、最終的にはその人のためになる信じ、全体像が自分の中で腹落ちするまで質問するようにしています。

-仮説思考力
また、質問から得られた事実と事実を結びつけて仮説を立てます。
「もしかして、この人はこういうことをやりたい方なのではないか?」といった感じです。
その後、ハロー効果にならないよう注意しながら、「~とおっしゃっておられましたが、もしかして~だったりされますか?」など、
また深い質問させていただくことで、求職者様の深層的な部分にディープダイブしていきます。

この強みがあることで、求職者様との面談時には、

1.経験・スキルの確認(本求人に必要な職務幅・専門性を持っているか)
2.コンピテンシーの確認(本求人のミッションを解決できる強みを持っているか)

だけではなく、

3.価値観や原動力の確認(企業カルチャーにマッチして、最大限力を発揮できるか)

まで、深くヒアリングをさせていただくので、極力ミスマッチを減らせるように努めています。

また、企業側からいただく求人に関しても、この強みをフル活用し、ポジションに最適な人材の解像度の高いペルソナ構築をしています。

ただ、まだまだこの強みを磨くことが必要と感じています。

あなたにとって転職とは

「自分のキャリアをメンテナンスする良いタイミング」だと思います。

転職を検討されている方へメッセージを!

どんな人でも幸せにできる神様のような転職エージェントはいません。
しかし、貴方に合ったコンサルタントに出会えれば、きっと人生や仕事が良い方向に向かいます。
そのようなコンサルタントと出会えることを願っております。

インタビューされた人

廣本万里 (Banri Hiromoto)
経歴:大手アパレルメーカー総合職でキャリアスタート。販売からSV、マネジメントを歴任し、現職へキャリアチェンジ。
バックグラウンドを生かして消費財業界の転職支援をスタートし、そこから現在の専門性へ昇華。

LinkedIn:こちら

光の反射が怪しさを演出していますが、怪しい人物ではありません。

【インタビュアー倉島による編集後記(タレント力を感じた点)】

私のコンサルタントとしての後継者は誰かと言われたら、彼になると思います。担当している領域もマーケティング領域であり、手法も案件ベース/人材ベースなど打ち手も似ていますが、完全に自分の上位互換です。
インタビュー内では「寝てばっかり」の印象があり、結構淡白な回答もありますが、コンサルタントとしての矜持に関してはやはり自信とこだわりを感じます。頭が良すぎるがゆえ裏目に出ることもありますが、ただ確かに強いです。
そんな強さやこだわりが際立つ彼ではありますが、印象としては何のひねりもなく「恕」です。これが真にあるから強いのかもしれません。


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