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インナーマザーの地獄

インナーチャイルドも地獄だけど、
インナーマザーも地獄でしょう。

インナーマザーとは、初めて出産して、
夫の使えなさ、夫の気遣いのなさ、
夫の自覚のなさに、
出産して弱り切った体に、
初めての全て不安の子育てがノシかかる中で、
夫のどうしようもない無能さに地獄を見ること。
(もちろん私の造語)

夫は今まで通りの好きな時間を作ろうとし、
母として自分の時間なぞ皆無の、精神的にも物理的にも追い込まれる地獄。
夫は、雑にミルクをあげ、気まぐれに抱っこしてあやし、寝かしつけながら先に寝る。
分からないからと言い訳し、分かろうとしない。


私は、シングルファーザー以外では日本トップクラスの子育て父親だと思う。
でもそれは、たまたまサラリーマンじゃない、更にたまたま子育てが面白く感じたからにすぎない。
多くの男はそうじゃないのもわかるし、子育てしたから母親の気持ちもわかる。

女性が、1番心の底から男はバカだと認識するのがこの時期かもしれない。
インナーマザーがうずいて、今でも男をどこかで見下している女性も多いだろう。

自分ではやらないくせに、やれないくせに、アレコレと口出してきて、アドバイスしてあげてると偉そうにするのが男である。
子育ての時に散々味わったインナーマザーが、今だに呻き出すほど、どの年代の男でもそうで、子育てない女性へも地獄の気分を思い出させる。


児童虐待は法律ができた。
社内のパワハラセクハラも広く認知されてる。
カスハラなどと従業員までも客から守られるようになってきた。
インナーマザーを抱える子育て地獄の母親は、ないがしろにされてる。

男が育休なんて制度は根本的な問題を見てない。
男が子育てに参加するかの社会次第ではない。
根本的な問題は、男は偉そうにアドバイスするくせに何にも出来ない無能さである。

子育てに参加する男がいても偉そうにしていて、猫の手を借りるよりタチ悪く、かえって手間が増える事もある。
男は黙って女性の指示通りに動けばいい、そんな社会制度に法整備していくことこそが女性性の時代である。

インナーマザーを呼び起こし、女性性党を結成し、早急に法改正しないとならない!
今なら女性に選挙権がある。過半数が取れる。
一気に進めないと、女性から選挙権が奪われる法案が出てくる。
今こそ、人類の半数の女性が動き、女性性党の一党独裁を進めねばならない!


…などと、子育て大変な記事を読んで、妄想にふける年末。



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