恩着せがましい人と恩知らずな人【見返りを期待しない生き方】
こんにちは。江夏です。
先日、あるおっさんと会話をする機会がありました。
そのおっさんは、かつて同じ職場の同僚だったこともあり、当時の思い出話に花を咲かせていました。
そんなわけなので、私とおっさんには共通の知り合いが何人かいます。
その中の1人に「M君」という後輩がいました。
M君と私は、その時に知り合ってから、いまだに仲良くしています。
おっさんと、M君の話になった時に、
「あいつのことを可愛がってあげていたのに全然連絡してこない」
と、おっさんは言いました。
「俺がいるから今のあいつがあるくらいだよ」
おっさんは続けました。
M君は今、それなりに成功していて、
そのことに対して、おっさんはひがんでいる感じでした。
ちなみに、M君はそのおっさんに「恩」など、
これっぽっちも感じていません。
おっさんに対しては、たまたま働いていた職場で、たまたま先輩だったおっさん、くらいの認識です。
しかし、おっさんは、M君のことを可愛がっていて「あいつは俺を慕っていた」と勘違いをしています。
人間関係において、こういった温度差は、あるあるです。
大切なのは、「何かをしてあげた」という思いよりも、
相手がどのように思っているか?
ということに尽きます。
ちなみに、おっさんとM君に関して、
私は、どっちもどっちだと思っています。笑
「これだけのことをしてあげたのに」
と思っていたとしても、相手が感謝の気持ちを持っているかはわかりません。
また、その時は感謝したかもしれませんが、ずっと思い続けるような程でもなかったということもあるでしょう。
このように、「見返り」を期待して生きるのはやめておいた方が良いです。
しかし、誰しもが見返りを求めて行動をすることを一度は経験があるのではないでしょうか?
注意すべきなのは、その時に思うようなリターンが得られなかったからと、相手を責めたり恨んだりするのは、負の連鎖につながるのでやめておいた方がいいです。
もし、あなたが「これだけのことをしたのに」と思っていたのに、相手が全く感謝をしていなかった場合、
付き合い方を考えるようにした方が良いです。
世の中には、
恩着せがましい人もいれば、
逆に、
恩知らずな人も存在しています。
この辺りの、価値観のバランスが違うと、
温度差が生じてしまうのは当たり前の話なのです。
ですから、今後、誰かに「何かをしてあげる」という場面があったとき、
「見返りに対する期待」を持ち過ぎない方が良いでしょう。
思っていたようなリターンが得られない時に、不快な気持ちになってしまうからです。
こういうことが人間関係の中で多々起こるからこそ、
「無償の愛」を持っている人を尊敬しています。
私もそういう人間でありたいと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
江夏 岳
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