人ってそんなに偉くない。
仕事をしていると、偉そうな態度の人っています。何もせずに、指示をだす。自分ではできもしない事を人にやらせる。
そもそも権限って。
正式または公的に行為し得る権利の範囲。特に、法規上の職権として、また法律や契約で認められて、行い得る権能の範囲。
僕も立場上、指示を出すことがあります。その時に気をつけていることがあります。それは、誰のため?何のため?です。
なぜ、気をつけるか。楽を選択していないか?自分にベクトルが向きすぎていないか?
僕の性格は、面倒くさがり。
これが行きすぎてしまうと、楽をしよう。楽をしたい。誰かやってくれないかなぁ。と怠け者の自分が出てきます。
気がつかないのは、本人のみ。
僕も仕事をしてきた中で、多くの人を見てきました。『これ大変だよな。』と思う事を丸投げする人。やらなきゃいけない事に一歩遅い人。などなど。
あげればキリがない。
周りの人たちは、気づいてないようで気づいてないフリをします。立場違えばなおさらです。丸投げややってもらう事が悪い事ではありません。気をつけておかないと、小さな積み重ねが大きな不満に変わるのです。
率先して『やる』姿勢。
苦手な事でも大変な事でも、とにかく自分でやります。時間を作ってでも。自分でやらなければ、その人の大変さはわかりません。掃除にしても、デザインにしても、事務処理にしても。
『自分でできない事もあるでしょ!』
そんな時はやっている人の話をよく聞きます。仕事の内容を理解しようとします。想像します。簡単なのか、複雑なのか、難しいのか、手間がかかるのか。
相手を思いやる。思いやりの心。
権力を意識する時は、誰のためになるのだろうか?僕は、常に考えています。お客様、メーカー様、会社、従業員…会社に所属して仕事をする限り、多くの人との関係があります。
この判断や行動は、誰のためなのか?何のためなのか?
仮にその判断や行動が思っていた結果と違い、悪い方向に転ぶ時もあります。自分のためでなく、人のためにとった行動であれば素直に謝る事にもつながります。
与えられたチカラは、人のために使う。僕はここを意識しています。そして指示と命令に関して参考にしている言葉があります。オシム監督の言葉。
試合前に指示を与えるのは簡単だが、何かを命令しているわけではない。
私が言った事を選手がやってくれるなら、毎回『2点取って来い!』と言うよ。
自分の考えを押し付けても、思い通りにならない。であれば良い結果だけを共有して、そのプロセスは行動する人に任せてみる。その方が、動く人もやりがいと責任を持って行動しやすくなりますよね。
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