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寝ないし起きない、パーティーガール。
今年のお盆期間は遊び呆けた。毎日が多幸感で溢れていた。睡眠不足も削って肝臓も酷使して遊んだ。なんならまだお盆期間を思い出して勝手に寂しい気持ちになっている。お盆ロス真っ只中。
友人に会って話して色んな時間を共にして、感情が動いたので記憶を記録にするために書き残してみる。
運の良いことに休みが取りやすい職場環境。この仕事も3年目になってきて少しではあるけど仕事の見通しもついて余裕が出てきた。今遊ばずにいつ遊ぶんだ!と、贅沢に休みを取った。そんな2024年、夏。
できるだけ友人に会いに行こうと決めていた。いつもの旅行は予定もあまり決めず、自由で一人も割と好きな自分だけど、ここぞとばかりに予定を詰めた。移動距離が離れていても気にしない。旅費がかかってもどうせクレジットカードで支払う、来月の自分が節約を頑張ればいい。そう思って惜しみなく移動し、飯を食い、酒を飲んだ。
友人というのは素敵なものだなあと、当たり前のことを再度確認した、確認したというかしみじみと感じた。じーーんと心に染みるような感覚。
友人と何か特別なことをした経験があるわけではないけど、ほんの些細な場面のひとつひとつが、数年経って話したときにいい具合に熟成されて会話の種に変わる。
例えば、中華料理店で大盛りの天津飯を心底美味しそうに笑顔で食べる女性の友人のことを「人間ポリバケツ」と言ってしまったこととか?自分自身でも酷いと思うけど、仏の様な友人は笑って許してくれた。多分当時は怒ってたと思う。ごめんなさい。そして、今でも楽しかった数年前の日々を思い出す上でのアクセントになっている。
あと、徹夜で雀荘で麻雀をしていて、執拗に店主が自分達にコーラを振る舞ってくれたこととか。当時でもかなりご高齢だった爺さん、今も元気かなあ、とか。
今は住む場所が離れてしまった友人が近くに来てくれて、わざわざ合流して一緒に遊んでくれたり。阿波踊りを見て、飛び入りで踊って、酒を飲んで、謎に夜の街を1時間以上歩いて、最後はカラオケで寝る。いや大学生かよ、みたいな遊び方をこの歳になっても一緒に楽しんでくれる人が近くにいる幸せよ。いやぁ、嬉しかった。楽しい、とか、素敵、とか。ポジティブな感情の湧き方が似ている人たちとこんなに多く出会えた自分は幸せ者である。
特別なことじゃなくてもいい、何気ない時間を共有したという経験が、何度でも集まって話す理由になっているから、やっぱり会えるうちに会える人には会うべきだなあと思う。いつまでも変わらぬ温度感で遊んでくれる人と会うために、形には残らないけど心に残るような、そんな時間にお金を使うべきだと強く思った。