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学会は参加するよりも企画が楽しいという話 志保のキモノ企画(1)

私がリハビリテーション科に転科して
2年目1997年に国際医学会が京都で開催されました。
リハビリテーション科医として物心つく前のこと。

そして2019年に再度、国際リハビリテーション医学会(ISPRM)が日本だ開催されることになりました。
当時は私は学会の代議員であり、何か協力したい、学術的なことは素晴らしい先生方がいらっしゃるので文化的な面で、と考えていました。
もともと私はキモノが大好き。しかも高い着物を纏うのが好きというよりも現代に合った、着る人を素敵に見せるキモノが好きでした。

まずは学会の懇親会にキモノで行く、日本リハビリテーション医学会の50周年の式典にキモノを着るなど、キモノ人としてアピールしていきました。

国際学会の前年、2018年6月に福岡で行われた第55回は佐賀大学の浅見豊子先生が会長でした。
日本文化への造詣が深く女性医師の新しい企画に理解を寄せてくださった浅見会長にお願いして女性医師の交流の場でキモノイベントをさせていただきました。
内容は、海外からの招待者へのキモノ体験と私の帯舞いの披露です。


きくちいまさんの出版記念パーティーで偶然隣の席になった福岡在住のキモノ匠者Mさんとその友人が、着付けをしてくれることになりました。
学会が用意してくれた小部屋で、総勢10名の女性医師や海外から参加者を着付け。
その間に私は帯舞のリハーサル。
英語が堪能な友人が2人(リハビリテーション科専門医とキモノ友達)がご案内を手伝ってくれました。
浴衣は当時勤めていた病院でお祭り用の浴衣を借り、自分でもインターネットでかわいらしい色とりどりの浴衣と帯、草履のセットを購入。
着付けの腰ひもも80本くらい準備しました。

福岡の女性医師がお母様から譲られたキモノを纏ってくれてとても素晴らしい大島でした。一人ひとりの着る姿にストーリーがあるとと改めて思いました。
日本リハビリテーション医学会のページで紹介されています。

きくちいまさんは山形県が誇る着物エバンジェリストです。



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