買ってよかったもの アニエス・ベーのリネンプリントパンツ
わたしはアニエス・ベーを愛好している。上品だしかわいい。シンプルでシックなデザインが多く、これまた愛用しているユニクロと相性がいい。
2024年の夏はトルコ、高野山、ベトナム、インドに旅行に行く予定だ。その中で、どの旅行先でも活躍するようなパンツが欲しいなと思い、アニエス・ベーのリネンパンツを買ってみたら、これが大当たりだった。
アニエス・ベーにはいくつかのアイコニックアイテムがある。最も有名なアイコニックアイテムはボーダーシャツ、そしてカーディガンだろう。
アイコニックアイテムと呼べるほど知られてはいないものの、アニエス・ベーが毎年発売するアイテムのひとつがリネンパンツだ。パリジャンシックな夏のスタイルの体現に欠かせないのがリネン100%の清涼感あふれる素材の服、ということらしい。リネンパンツの他にもリネンブラウス、リネンワンピースなどが毎年発売する。
わたしはアニエス・ベーのメンバー会員で、ちょうどトルコ旅行に行く1週間ほど前にメンバー会員限定のシークレットセールがあった。このセールで、定価40,000円を超えるリネンプリントパンツを9,000円ほどで買った。オンラインショップだったので、試着はせず、アプリがおすすめしてくるサイズ3を買った。
結論からいうとサイズ3はわたしにはウエストが大きすぎてゆるっゆるだったのだが、それ以外は非の打ち所がないパンツだ。
まず、大きすぎるウエストはさておき、おしりと太ももまわりもゆったりした幅感なのがよい。飛行機、電車、バスなどで長時間移動するとき、おしりまわりがタイトだと血行が悪くなり脚がむくむ。旅行ではおしりまわりがゆったりしたパンツが重宝する。
次にデザイン。トライバル柄を用いた幾何学模様だが、エスニックな雰囲気でとてもいい。パンツ単体で見ると結構派手なのだが、それこそユニクロのシンプルなトップスなどと合わせるとバランスが取れる。
旅行先では写真に撮られる機会も多いので、あまりシンプルすぎない服のほうがいいという気持ちがある。
最後に、ちょうどいい丈の長さ。
股下66cmで、身長170cmのわたしが履くと足首が完全に見えるくらいの丈だ。
日常生活で履くパンツはもっと長いものが好み(とはいっても滅多に売っていないが)だが、旅行で履くパンツに限っては足首が完全に見えるくらいの短さがちょうどいい。日本ほど路上がきれいではないし、トイレなどでも床に擦れない丈の方がよい。
サイズを落として買い直すことも考えたのだが、おしりまわりの余裕を考えて、裁縫が得意な友達にウエストだけ詰めてもらった。買ってみて着てみて、なんか違うなと思ったらすぐ捨ててしまうタイプのわたしが、手直ししてもらって着続けるというのはとても珍しいことだ。