心に種を蒔く絵本たち パート①
娘が好きだった絵本を紹介します。
あまりにたくさんある中から厳選しましたが、
それでも一度には紹介しきれないため、2回に分けますね。
今日のお弁当なんだろうな
「きょうのおべんとうなんだろうな」
きしだえりこ さく
やまわき ゆりこ え
福音館書店
この絵本なしでは娘は語れないというくらい好きでした。
物心つく前からアレルギーがあって(その話はまた今度)
食べ物に制限のあった娘は、食べることへの執着が強かったため
この絵本の動物たちがみんな違うお弁当を持ってくるところが
きっと好きだったんだろうと思います。
一生懸命声色を変えて読んであげてたのですが、
幼稚園にあがって、しばらくしたら、
ぬいぐるみたちを集めて、自分が読み聞かせしている光景を
ほほえましくみました。かわいかったな。
ぞうくんのさんぽ
「ぞうくんのさんぽ」
なかのひろたか さく・え
なかのまさたか レタリング
ぞうくんはさんぽに出かけました。かばくんに出会って、さんぽに誘うとかばくんはぞうくんの背中に乗りました。わにくんに出会って、さんぽに誘うと、わにくんはかばくんの背中に乗りました。最後にかめくんに出会って、かめくんがわにくんの背中に乗ると、ぞうくんが重さにたえられなくて、池にみんな落っこちてしまいました。単純にデザインされた動物たちのユーモラスなやりとりが、愉快な散歩に子どもたちを連れていってくれます
(アマゾンより)
この絵本は、初めて読んであげた時に、
娘がわんわんと大泣きをした思い出があります。
3歳の時でした。
このシーン、笑っちゃうところなのですが、
ぞうくんがー!うわーーん💦と
娘はびっくりして、ぞうくんの残念さのほうをかんじちゃったんでしょうね。
絵本を読んで、泣いたのはこれが初めてのことでした。
楽しいシリーズで、私も大好きです。
こどものとも、の絵本はかなり本棚を占めています。
この後もまだでてきます。
わたしのワンピース
この本も本当によくおやすみなさいの前に
選んできた絵本です。何回読んだのかしら(笑)
「わたしのワンピース」
にしまきかやこ
こぐま社
この絵本の魅力は、ワンピースの模様が変わっていくところ。
とても夢があります。
最後に寝ちゃううさぎさんがかわいいんです
子どもの絵本って、ことばの力は大きいんですが、言葉に頼らなくてもいいんですよね。
こどもにまかせられる、そんな作者の心がすてきだといつもおもいます。
わにわにのおでかけ
「わにわにのおでかけ」
小風 さち (著), 山口 マオ (イラスト)
福音館書店
わにわにがかわいいんです。こんなにグロテスクな見た目なのに、本当に愛くるしい性格なの。読んでて嬉しくなっちゃう絵本です。シリーズ物で何冊かあり、どれもよいのですが、このおでかけは特に好きです。
内容はこんな感じ(アマゾンより)
まだ暑さが残る夜、ワニのわにわにはなかなか寝付けません。すると、家の外をぞろぞろと歩くたくさんの足音がします。好奇心を抑えられないわにわには、外へ出て、みんなのあとをついていきます。“ずりずりづづづ"と這い進みながら。たいこ橋を渡ると、なんと、そこはたくさんの屋台がでている大賑わいの縁日でした。綿飴屋さん、お面屋さん、金魚屋さん。一軒一軒のぞいて、ヨーヨーを買って、大きな花火を見て、ゆっくりと家に戻ります。
ねずみくんのプレゼント
「ねずみくんのプレゼント」
作・なかえよしを 絵・上野紀子
ポプラ社
ねずみくんのチョッキシリーズも大好きで全部よみました。どうぶつたちとのやりとりや、ねずみくんとねみちゃんのかわいい恋の話も、どれも本当に心地よいやさしいストーリーばかりです。どの絵本作家さんも天才だなと思いますが、なかえよしをさんもそのひとり。絵を描かれたのは奥様の上野紀子さん。おふたり二人三脚で作られたと聞いています。
14ひきのかぼちゃ
「14ひきのかぼちゃ」
いわむらかずお 著
童心社
こちらもたくさんのこどもたちに愛されているシリーズですね。
いわむらかずおさんの描く世界はすごく見ごたえがあります。写実的で、物語を楽しみながら、子供と一緒に、いろんな発見をすることができる宝探しのような絵本です。そして、大家族のやさしさやおおらかさに溢れています。
すでにお気づきかもしれませんが、娘は「くいしんぼう」でした。どんなときにも食欲を落とすことがありません。熱を出さないとても健康なこどもでしたが、食欲がなくなったら、病院につれていこうとひそかにおもっていました。そんな日はこなかったれど。とうわけでシリーズすべて読んだしどれも好きでしたが、やっぱり家に買ったのはこのかぼちゃでしたとさ。
ぐりとぐらとすみれちゃん
「ぐりとぐらとすみれちゃん」
なかがわえりこ・さく やまわきゆりこ・え
福音館書店
パート1の最後は、本気で誰でも知ってる、なんなら世界中で知ってる「ぐりとぐら」シリーズより「ぐりとぐらとすみれちゃん」を。
「ぐりとぐら」がこんなに有名な絵本なのに、なぜか、わたしは読んだことがありませんでした。ですから娘と読んだのがはじめてです。ぐりとぐらのうた、というのがお話にでてきますが、我が家には我が家のメロディがあります。わたしのでたらめなのですが、各家庭にあるのかなと思います。
さて、すみれちゃんは大きなリュックをしょってやってきます。リュックの中にはおおきなかぼちゃ。そして、そのカボチャを、ダイナミックにわるのです。我が家でもまねしてやりました(笑) 玄関先で、えい! ごろごろ えいや! と。なかなか割れなくて最後に満身の力を込めて、玄関に叩きつけたら!!ようやく割れました🎃 とってもたのしい思い出です。
パート2は少し文字の多い絵本を紹介します。
お楽しみに♫
いや、わたしが楽しい♫
☆きょうのゆめ☆☆
わたしのアトリエにはひつじコーナーと絵本コーナーができました。明日へ続く。