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イギリスさんぽ「Mount grace prioryで見た不思議な木」

(予告したスペシャルの前にちょっと前に書いて下書きに置いてあったものを先にお届けします)

突然ですが、みなさん、
イングリッシュヘリテージって
ご存知でしょうか?

ナショナルトラストは自然保護ですが
こちらは歴史的建造物の保護を
目的としてイギリス政府が
設立した団体だそうです。

こちらの年会員にも
してもらいました♪

ということで
ローズベリートッピングのあとで
こちらに行ってまいりました。
(先週のことです)

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こちら左半分は修道院の跡地です。

カルトジオ会修道院は14世紀後半に設立され、現在でもすべての修道院の建物の遺跡を見ることができます。印象的で典型的な小さな教会、大きな回廊、再建された僧侶の独房があります。修道院は、各僧侶が孤独に暮らせるように作られました。

修道院というと女性のイメージ
だったんですが、男性ばかりです。
一人一人が家を持っていたんですね。
その一つが再建されていて入ったのですが
机のある勉強部屋と祈りの部屋、
ベットルームで作られていて、
大きな庭がついていました。

1日の時間割がきっちりと決められていて
人とはほとんど会ったり
話したりしない生活です。

庭仕事の時間もあり、野菜も育てて
いました。
お庭はこんな感じです。

とおもったら!写真が撮れてなくて
葡萄の木の写真だけ残っていました🍇

トラオくんときたら、
こんなところに住めるなら
いいな、なんてことを呟いてました。

手前にある大きなお屋敷は
マナーハウスです。

マナーハウスの建物はもともと修道院のゲストハウスでした。17世紀に家に改築され、19世紀の終わりにロージアンベル卿によってアーツアンドクラフツスタイルに拡張および改装されました。

アーツアンドクラフツスタイルの
家具はすごく素敵です。
ウィリアムモリスが1880年代から
始めたアーツアンドクラフツ運動は
生活と芸術を統合させようとする
ひとつひとつに丹精込めたものです。
華美ではなく、とても落ち着いた
私はとても好きなデザインでした。

庭園も美しくて、池には白鳥が。
そしてオコジョが住んでいるようなんです。
オコジョですよ!オコジョ!
会いたいです。

ホームページを探しても出てこなかった
のですが、ここのマナーハウスの
大きな庭にある杉の木が
すごかったんです。

この写真のこんもりした木の小山
わかりますか?

あ!杉の木で囲まれた
小さなお家みたいなのがあると
近づいて入ってみたら、
全てが繋がっている一本の木だったんです。

これ10本くらいに見えましたが
すべて真ん中の幹から地を伝って
幹がわかれているんです。

米杉、レッドシダーなのかな?と
思うのですが定かではありません。

不思議なすごい木でした。

何百年もここにあるって考えると
人間なんて足元にも及ばなくて
木ってすごいですよね。

イギリスを3つの漢字で表すなら
なんだろうって考えたのですが、



かなって。
こうして生活してみるまでは
思いつかなかった漢字です。